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カノープス株式会社は24日、同社のノンリニアハイビジョン編集システムやHDV編集システムに採用されている独自の映像用ソフトウェアコーデック「Canopus HQ Codec Software」と「Canopus HD Codec Software」の企業向けライセンス提供を開始すると発表した。 Canopus HQ/HD Codec Softwareは、6月からハイビジョン編集システム「HDWS-1000」に搭載されたコーデック。HQ Codecは11月に発売されたHDV対応ノンリニアビデオ編集システム「VELXUS 500」にも搭載され、HD Codecは12月に発売されたハイビジョン再生ワークステーション「HDSS-P100」にも採用されている。 HQ Codecは、可変ビットレート方式を採用しており、リミット機能を設けることで総データ量およびピーク時のデータ量を抑えながら高画質を実現したというリアルタイムソフトウェアエンコーダ。HD Codecは、DVをベースにしており、MPEGのようなフレーム間圧縮でなく、フレーム内圧縮を採用し、編集作業の負荷を低減しながら高画質を実現したという。いずれもハードウェアエンコーダと異なり、新技術の投入やCPU能力の向上により、高画質化や高性能化できるのが特徴となっている。 同社はライセンスに関して「ビデオフォーマットの互換性を確保する必要のあるハイエンドビデオサーバーメーカーや、ビデオ編集業務を補完するアプリケーションソフトメーカーにも広く供給する」と説明。「フォーマット変換による画質劣化を気にすることなく、編集や送出、アーカイビングなどの業務が効率的に行なえる」としている。
□カノープスのホームページ
(2004年12月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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