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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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パイオニア株式会社は、2層のDVD±R 6倍速記録に対応する記録型DVD±R/RWドライブ「DVR-A09」を1月中旬に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は16,000円弱の見込み。カラーリングはピュアホワイト(-J)、ブラック(-BK)、シルバー(-SV)の3色を用意する。なお、販売、およびサポートは株式会社エスティトレードが行なう。 最大の特徴はDVD+R DLと、Dual Layer DVD-Rの6倍速書き込みに対応すること。ただし、Dual Layer DVD-Rの書き込みは製品出荷時には対応しておらず、後日公開されるファームウェアで対応予定。なお、ファームウェアの公開時期については、「2月頃にDual Layer DVD-Rの規格が策定されるのではないかと聞いている。策定され次第、すぐにでも対応ファームウェアを公開できるよう準備している」という。 なお、現在のところDual Layer DVD-R対応メディアや、6倍速対応のDVD+R DLメディアは市販されていないが、A09では、2.4倍速のDVD+R DLメディアに6倍速の書き込みが行なえ、今後発売が予定されているDual Layer DVD-Rの4倍速メディアに、6倍速での書き込みが可能になるという。 書き込み所要時間は、容量8.5GBのDVD+R DLにフル容量のデータを記録する際、2.4倍速では約45分かかるが、6倍速では最速19分台で記録できるとのこと。ただし、2層DVD±Rへの6倍速書き込みは、同製品が対応しているメディアに限られる。
また、ファームェアのアップデートにより、DVD+RW 8倍速にも対応予定。各メディアへの書き込み速度は、製品出荷時がDVD±R 16倍速、DVD+R DL 6倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 6倍速、CD-Rが40倍速、CD-RWが24倍速。ファームウェア適用後は、DVD±R 16倍速、2層DVD±R 6倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速となり、CD-R/RWは適用前と同じ。なお、DVD-RAMメディア(カートリッジ非対応)の読み込みもサポートする。 ドライブがメディアごとに最適な記録条件を記憶し、その条件に応じた書き込みを行なうことで、高速記録を実現。また、従来モデルに搭載された傾き補正、球面収差補正機能を引き続き搭載するほか、新たに非点収差補正機能も追加。マルチエフェクト液晶補正機構などと合わせ、高品質な2層記録を実現したとしている。 筐体には独自のハニカム構造を採用し、内部に防塵、防音パッドを追加。用途に応じてディスクの回転数を自動的に制御するアドバンスド静音ファームウェアなどと合わせて、高速記録と静音化を両立させたという。
バンドルソフトは、DVD/CDオーサリングソフト「Power Producer 3」、ライティングソフト「Power2Go 4」、パケットライトソフト「InstantBurn」、DVD再生ソフト「PowerDVD6」
、バックアップソフト「PowerBackup」、静音ユーティリティーなどを同梱。バンドルソフトの対応OSは、Windows 2000/XP。
□パイオニアのホームページ
(2005年1月6日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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