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LSIロジックは11日、DVDレコーダの第三世代開発ソリューションとして、「DMN(DoMiNo)-8603」を発表した。これにより、低コストでSACD/DVDオーディオに対応し、SD/HD映像の変換や、HDMI/DVI出力機能などを備えたDVDレコーダが開発できるという。 DMN-8603は、同社の第三世代DVDレコーダ・システム・プロセッサで、統合メモリ・アーキテクチャを活用。部品点数の削減と集積を実現し、1個のDRAMとフラッシュメモリを追加するだけで、全体のシステムを構築できるという。 主な特徴は、アナログ・フロント・エンドを集積した業界初のオプティカル読み出し/書き込みサーボDSP「L3200」を含んでいること。ソリューションとしてDVD±R/RWや、2層メディアへの読み出し、書き込みもサポートしている。 また、SACD/DVDオーディオの再生や、SD映像からHD映像への変換、HDMI/DVI経由でのHD映像の出力、フルHD解像度(1,920×1,080ドット)のJPEG画像の表示、DivX/MPEG-4エンコード機能(DivX再生認証取得済み)、ネットワーク接続などの新機能追加も行なえる。 さらに、ビデオ用のアナログデコーダである「L2150」および「L2146」も搭載。L2150は世界中のエントリーレベルのレコーダに対応。L2146はSCART端子など、RGB入力からの高品質録画向けに最適化されており、様々なクラスの製品に対応できるという。
同社のマーケティング・ディレクター、ジム・フォックスは「DMN-8603ソリューションは、世界中のDVDレコーダにコスト効率良く対応するため、システム・レベルで最適化を行なっている。このソリューションにより最低4個のキー部品と3個のメモリ・デバイスが削減でき、SD映像をHD映像に変換する機能を持ったハイエンドレコーダの開発や、DVDオーディオ/SACD対応製品における部品点数の削減などが実現できる」としている。
□LSIロジックのホームページ(英文)
(2005年1月11日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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