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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ワーナーミュージック・ジャパンは28日、2002年より導入していたコピーコントロールCD(CCCD)の生産を終了し、2004年12月以降の新譜については全て通常のCDで発売することを明らかにした。 同社ではCCCD廃止の理由について、「2002年の導入当時は、私的複製の範囲を明らかに超えたCD-Rへの複製行為や、インターネットを通じた違法なファイル交換が蔓延し、一般ユーザーの著作権に対する認識は希薄だった。しかし、著作権保護に対する意識は徐々に高まり、違法行為に関しても一時の混乱期を脱したと思われる。また法的環境の整備も進んでいることから、CCCDは一定の成果をあげたものと判断した」と説明。 さらに、「HDDやフラッシュメモリを記録媒体としたポータブルデバイスのさらなる普及も予想されるなど、音楽を楽しむ環境が大きく変わろうとしている。CCCDではパソコンへの取り込みを行なうことができず、ユーザーのニーズに応えることができなくなった」と、デジタルオーディオプレーヤー市場の拡大や、ユーザーニーズを受けてCCCDの終了を決定したという。 CCCDについては、エイベックスが昨年9月から、一律CCCDの方針を改め、現場スタッフの決定で通常CDなどの選択を可能としたほか、SMEも独自のレーベルゲートCDを11月に終了し、通常CDのリリースに切り替えている。 □ワーナーミュージックのホームページ (2005年1月31日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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