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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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沖電気工業株式会社は3日、10億色表示が可能なTFT液晶ディスプレイ用ソースドライバLSI「ML9156」を開発し、量産出荷を開始したと発表した。 ML9156は大型液晶テレビ向けのドライバLSIで、既に東芝松下ディスプレイテクノロジーへの納入を開始しているという。現在各社で量産している8bit入力/1,670万色表示のドライバLSIに対し、「ML9156」では10bit入力/10億色表示が可能となる。 従来の技術ではチップ面積の大きな割合を占めるDAコンバータ回路が、8bitドライバLSIの4倍となり、高価格となっていたが、ML9156ではDAC回路部の面積増加を約1.3倍に抑制し、普及価格帯での量産化を実現したという。 8bitの最大256階調から10bit化し、最大1,021階調にまで向上させたことで、より深みのある色表現と暗いシーンの微妙な黒の差も表示可能となり、「映画などの暗いシーンも美しく表現できる」としている。 □沖電気工業のホームページ (2005年2月4日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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