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松下、双方向機能を強化したデジタル放送対応CATV用STB
-ケーブルモデムを内蔵。RFリターンPPVやVODなどの機能を追加


4月20日発売

標準価格:オープンプライス


 松下電器産業株式会社は、地上デジタル放送に対応したケーブルテレビ用セットトップボックス(STB)「TZ-DCH1000」を4月20日よりCATV事業者向けに発売する。

 同社では、従来よりデジタル放送対応のCATV用STB「TZ-DCH500」、「TZ-DCH505」をケーブル事業者用に発売していたが、TZ-DCH1000では、新たにケーブルモデムを内蔵し、CATV事業者の提供する双方向データ放送/サービスも1台でカバーできるようになった。

 さらに、ケーブル事業者の要望にあわせ、VODクライアントの搭載が可能となったほか、内蔵ケーブルモデムの上り回線を利用した「RFリターンPPV」にも対応する。CATV事業者の要求に応じて、リモコンにVOD専用キーも追加できる。

 地上/BS/CS110度デジタル放送は、トランスモジュレーション方式に対応。入出力端子は、ケーブル端子(F型コネクタ)とスルー出力、D3出力×1端子、S2映像出力×2、コンポジット出力×2、光デジタル×1、アナログ2ch×2。IRシステム端子も装備するが、i.LINKは備えていない。外形寸法は280×292×57mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.7kg。

□松下電器産業のホームページ
http://panasonic.co.jp/
□ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn050203-1/jn050203-1.html

(2005年2月4日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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