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カノープス株式会社は、MPEG-2形式のリアルタイムエンコードに対応したPCIバス用ハードウェアエンコードボード「Ultra Encoder X2000」を3月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は29,800円前後の見込み。 Windows Media Playerで再生できるフォーマットを、リアルタイムでMPEG-2形式に変換できるエンコードボード。同社のテレビキャプチャカードなどに付属する「FEATHER2005」に含まれている「X-TransCoder4」を同梱しており、バッチ処理にも対応。多数のファイルを連続して変換できる。 X-TransCoder4からハードウェアエンコーダを利用することで、リアルタイムの変換が行なえるほか、CPUの負荷も軽減。Pentium 4 2.4GHzのマシンで1分間の非圧縮映像をMPEG-2形式に変換した場合、ソフトウェアで処理を行なうと1分30秒かかり、CPU負荷も90%にのぼる。Ultra Encoder X2000を利用した場合は1分(リアルタイム)の処理で、CPU負荷35%に抑えられる。 同社のテレビキャプチャカード「MTVXシリーズ」との連携も可能で、録画しながらの追いかけ変換も行なえる。なお、「XPack Premium Edition」や、FEATHER2005のオプションとして販売されているDivX変換キット、WMV変換キット、SD-Video変換キットを購入することで、変換可能な形式を追加することも可能。
DVDオーサリングソフトの「neroVision Express 2」を付属するほか、X-TransCoder4以外の動画編集ソフトから、エンコードボードを利用することもできる。対応ソフトは「超編 Ultra EDIT」、「超編 Ultra EDIT with DVStorm XA」、「EDIUS Pro 3」、「MpegCraft」、「MpegCraft DVD」、「MpegCraft 2 DVD」、「Adobe Premiere Pro 1.0」、「Adobe Premiere Pro 1.5」。 なお、対応ビットレートなどの詳しい仕様は下表の通り。
□カノープスのホームページ
(2005年2月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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