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三洋電機株式会社は、大出力ながら小型パッケージ化を実現したクラスABオーディオパワーアンプ用ハイブリッドIC「STK433-900シリーズ」を開発。2月よりサンプル出荷を開始する。出力30W~60Wまでの計4モデルを用意し、サンプル価格は各1,000円。2005年第2四半期で月産20万個を予定している。 独自のIMST(絶縁金属基板技術)と、新開発の電圧増幅段ICを採用することでパッケージサイズの小型化を実現したというパワーアンプ用ICシリーズ。パッケージサイズはいずれも32×78×9mm(縦×横×厚さ)。主にAVアンプやシアターシステムへの組み込み用途を想定している。 スタンバイ回路を内蔵したことにより、電源投入時のポップノイズを軽減。同社では「小型でも同社従来品と遜色の無い音を楽しむことができる」としている。 モデルは出力30W×5chの「STK433-930」、40W×5chの「STK433-940」、50W×5chの「STK433-960」、60W×5chの「STK433-970」の4製品を用意。出力の異なるシリーズをラインナップすることで、出力毎のセットPCB設計が不要になり、設計の省力化に繋がるという。また、IC自体の小型化により実装の自由度が向上。シアターセット自体の小型化も図れるとしている。
□三洋電機のホームページ
(2005年2月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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