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ボーズ株式会社は、フロントの2.1chスピーカーで5.1chのサラウンド再生を実現するというシアターシステム「3・2・1(サン・ニイ・イチ)」の新モデル2機種を3月21日に発売する。上位モデルの「3・2・1 GS Series II」の価格は188,790円、下位モデルの「3・2・1 Series II」は157,290円。 フロントの2chスピーカーと、デジタルアンプを内蔵したアクティブサブウーファ、DVDプレーヤーとプリアンプを内蔵したメディアセンターで構成されるシアターシステム。フロントの2chだけでサラウンド再生を行なう信号処理を継承しつつ、サラウンドアルゴリズムを大幅に見直したという独自のDSP「TrueSpace」を搭載。よりリアルで広がりのあるサラウンド感を実現したという。 GS Series IIとSeries IIの違いはフロント2chのサテライトスピーカーのみ。GS Series IIは5cm径のネオジウムマグネット採用ユニットを1本あたり2基搭載。「ユニットの配置やエンクロージャ内部に独自のノウハウを投入した。TrueSpaceと組み合わせることで、反射音を使わずに、どんな環境でもサラウンド音場が再現できる」(同社)としている。
GS Series IIスピーカーの外形寸法は142×107×66mm(幅×奥行き×高さ)。重量は440g。カラーリングはシルバー。Series IIのスピーカーは6cm径のユニットを1本あたり2基搭載。外形寸法は200×136×88mm(同)。重量は1.2kg。カラーリングはブラック。
メディアセンター部における従来モデルとの違いは、パワーアンプをサブウーファに移動させたこと。メディアセンターにはDVDプレーヤーとプリアンプ、入出力端子を割り当てることで、筐体の小型化を実現。放熱溝などを廃したことで、天板の膨らみのない薄型デザインになっている。なお、前モデルの外形寸法は399×254×100mm(幅×奥行き×高さ)で重量は4kg。新モデルは349×254×83mm(同)で重量は3kg。 DVDプレーヤー部はDVDビデオのほかに、CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生にも対応。AM/FMチューナも内蔵する。また、音質面ではダイナミックレンジを圧縮する「DRC(ダイナミックレンジ・コンプレッション)」や、音量レベルにあわせたトーンコントロールを行なう「P.A.P.回路」を内蔵。どんな音量でも自動的に最適な音質が得られるとしている。
映像出力はプログレッシブに対応。デコーダはDTS、ドルビーデジタル、AACをサポートするほか、独自の「Bose Digitalデコーダ」も搭載。モノラルやステレオのアナログソースも5.1化できる。 音声入力はアナログ(RCA)と同軸デジタルを各3系統用意。映像入力はS映像とコンポジットを各1系統。映像出力はコンポーネント、S映像、コンポジットを各1系統備える。なお、独自の拡張端子「Bose link」も1系統装備している。 サブウーファは13cm径のユニットを1基搭載。サテライトスピーカー用のデジタルパワーアンプも内蔵している。チャンバ内の空気エネルギーを音響エネルギーに変えて放射する、同社独自の「アクースティマス」方式を採用。外形寸法は222×485×367mm(幅×奥行き×高さ)。重量は12kg。カラーリングはブラック。
□ボーズのホームページ
(2005年2月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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