◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
富士通株式会社は22日、同日付の日本経済新聞で「小型HDD市場参入」と報道された件について「参入は決定事項ではない」とした。 小型HDDについては、「1インチ/1.8インチHDDの開発は続けている。実際に技術的にはすでに確立しているが、“ビジネスとして事業化できるのか”、という点では決定したわけではない。HDD事業では過去に長期の赤字経験もあり、慎重に検討しながら今後の動向を決定していく」とした。 同社のHDD事業では、サーバー向けの3.5インチHDDとノートPC用の2.5インチHDDに注力しており、「2004年10~12月のシェアはサーバー用が22.5%でシェア2位、ノート用も25.5%でシェア2位となり、前期から順調に伸びている。特にノートPC用の2.5インチ/100GB製品では90%シェアを獲得している」という。 また、「市場の注目はiPodの成功による小型化や携帯電話向けなどに集まっているが、慎重に事業計画を検討しながら、時流に流されることなく判断する。2005年3月期の売上高は2,250億円で営業黒字を保っている。2007年度には売上高3,000億円を目指すが、小型HDDによる上積みというよりは、事業全体の伸張を見込んでいる」という。
□富士通のホームページ (2005年2月22日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |