ティアック、29,800円のスロットインDVDレコーダ －DVD+VR形式で録画。DV入力端子も装備

DV-R05

3月15日発売 直販価格：29,800円(4月20日まで)

　株式会社ティアックは、コンパクトデザインのスロットインDVDレコーダ「DV-R05」の販売を、同社のWeb直販サイト「TEAC online」で開始した。限定500台。直販価格は37,800円だが、4月20日までTEAC onlineのオープニングセールとして、29,800円で販売される。

　DV-R05は外形寸法142×196.3×26.7mm(幅×奥行き×厚さ)、重量約680gの縦置き/横置き両対応の小型サイズのDVDレコーダ。同社では、「コンシューマ向けDVDレコーダで世界最小クラス」としている。なお、PCと接続することはできない。

　AV入出力として、4極ミニジャックを入出力各1系統搭載。付属のケーブルにより、コンポジット映像/アナログステレオ音声を入出力できる。また、DV端子も装備しており、DVカメラなどを接続することも可能。

本体の操作ボタンはシンプル	背面にAV入力、AV出力、DV入力、電源入力を装備する	AVケーブルが入力用と出力用の2本付属し、外部機器のコンポジット映像/アナログステレオ音声に接続する

縦置きスタンドが付属する

　TVチューナなどを内蔵しておらず、外部に接続した機器の映像を録画することに特化している。そのため、記録ボタンを押すだけの簡単操作で、入力された映像・音声をDVD/CD化することができる。また、自動録画モードにより、映像入力を自動検知して記録を自動スタートさせることも可能となっている。

　録画形式はDVD+VR方式で、録画対応DVDメディアはDVD-R/RW、DVD+R/RW。DVD-R/RWにもDVD+VR形式で録画する。なお、2層メディアや8cmディスクには対応していない。

　録画モードはHQ、SP、LP、EP、SLPの5モードが用意されるほか、CD-R/CD-RWにはビデオCDまたはSVCD形式で録画でき、ライン入力から音楽CD(CD-DA)を作成することもできる。

録画モード	形式	解像度	ビットレート
HQ	MPEG-2	720×480ドット	9.5Mbps
SP		720×480ドット	5.1Mbps
LP		352×480ドット	3.3Mbps
EP		352×480ドット	2.5Mbps
SLP	MPEG-1	352×240ドット	1.7Mbps
SVCD	MPEG-2	480×480ドット	2.5Mbps
VCD	MPEG-1	352×240ドット	1.15Mbps

　ビデオ編集機能はないが、DVD±RWメディアには上書きが可能。また、付属のリモコンで、タイトル入力も行なえる(英数字のみ)。さらに、5分～30分まで5分間間隔で自動チャプタ設定もできるようになっている。

　再生機能としては、DVDビデオや音楽CD以外にも、MP3やJPEGの再生にも対応。電源は付属のACアダプタで供給し、消費電力は動作時20W以下、スタンバイ時3W以下となっている。

リモコンが付属する	付属のACアダプタ

動画サンプル
アナログ接続	画質モード	サンプル
	HQ	hq.mpg (25.8MB)
	SP	sp.mpg (14.4MB)
	LP	lp.mpg (9.90MB)
	EP	ep.mpg (7.68MB)
	SLP	slp.mpg (5.93MB)
DV接続	HQ	hq_dv.mpg (25.8MB)
	SLP	slp_dv.mpg (5.43MB)
編集部注：DVカメラ「DM-FV500」で、CREATIVECAST Professionalの映像を再生し、アナログビデオとDV経由で録画した。(c)CREATIVECAST Professional

MPEG-2の再生環境はビデオカードや、ドライバ、OS、再生ソフトによって異なるため、掲載した動画の再生の保証はいたしかねます。また、編集部では再生環境についての個別のご質問にはお答えいたしかねますのでご了承下さい。

□ティアックのホームページ
http://www.teac.co.jp/
□TEAC onlineのホームページ
http://online.teac.co.jp/
□製品情報
http://teac.biz/teaconline/7.1/DV-R05/

(2005年3月28日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]

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