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東宝株式会社は、ゴジラシリーズの最終作となる映画「ゴジラ ファイナル ウォーズ」のDVDを7月22日に発売する。本編ディスクのみのスタンダード・エディションと、3枚組みのスペシャル・エディションの2種類を用意し、価格はスタンダード・エディションが5,040円、スペシャル・エディションが8,400円。
■ スタンダード・エディション
ディスクは片面2層で、本編の収録時間は125分。映像はシネマスコープサイズをスクイーズ収録する。なお、音声は日本語だが、劇中に英語も使われており、同部分を英語音声、日本語字幕で収録するトラックと、吹き替えの日本語音声で収録するトラックの2つを用意。フォーマットはどちらもドルビーデジタルEX。なお、音声特典としてオーディオコメンタリーも収めている。
本編ディスクに特典映像も収録しており、特報と劇場予告編を収録。さらに、封入特典として8ページのカラーブックレットを同梱する。
■ スペシャル・エディション
本編ディスクはスタンダード・エディションと共通だが、特典ディスクを2枚加えた、計3枚組みとなっている。 1枚目の特典ディスクには、テレビスポット、プロモーション映像、メインキング、KBCが製作した特撮現場を訪問する特別番組「ゴジラ×村中智美 ファイナル ウォーズ」、テレビ討論会シーン(ロングバージョン)などを収録。さらに、静止画でコンテ台本やデザイン画も収めている。 2枚目の特典ディスクは「ドキュメンタリーディスク」と名付けられており、ゴジラシリーズの50年を振り返る内容になっている。 また、封入特典として通常版と同じブックレットと、カラー16ページの設定画集「GODZILLA FINAL WORKS」を同梱。ケースはデジパックタイプで、特製のメタリックケース仕様となっている。 映画「ゴジラ ファイナル ウォーズ」は、‘54年に第1作が作られてから50年、28作目にして、ゴジラシリーズ最後となる作品。製作費20億円という大作で、撮影期間は100日に及んだという。 時は20XX年。科学により地球環境は歪められ、眠っていた多くの巨大怪獣が呼び覚まされてしまった。人類は互いと戦う時代を終え、怪獣の脅威と戦う時代に突入。地球防衛軍が結成された。
彼らの切り札は、数年前から世界各地で確認された超能力者(ミュータント)。防衛軍は対怪獣用戦力として彼らを集め、特殊部隊「M機関」を組織した。そんな折、北海道沖で巨大怪獣のミイラが発見される。時を同じくしてニューヨーク、パリ、上海、シドニーなど、世界各地の都市に怪獣が出現。地球は未曾有の危機を迎える。その頃、ゴジラは南極の氷の中で静かに眠り続けていた。
監督は北村龍平。出演は松岡昌宏、菊川怜、ケイン・コスギほか。ゴジラシリーズの最終作という事だけでなく、北村監督によるスタイリッシュな映像も話題となった。
□映画の公式サイト
(2005年4月5日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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