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独Steinberg Media Technologiesは、DSDフォーマットの録音/再生に対応したサウンドドライバ規格「ASIO 2.1」を発表した。ASIO 2.1の発表にあわせ、開発者向けのSDKも公開された。 ASIOは、Steinbergによるオーディオドライバ規格。プロフェッショナル向けのオーディオやDTM向けのサウンド機材で採用されている。ASIO 2.1では、新たにDSDフォーマット音声のオーディオアプリケーション-ハードウェア間の転送をサポートした。 DSD(Direct Stream Digital)フォーマットは、SACD(スーパーオーディオCD)でも採用されているオーディオフォーマット。CDなどで採用されるPCM方式と異なり、音声信号の大小を1ビットのデジタルパルスの密度で表現する。 従来、民生向けのDTM関連機器で、DSD録音/再生に対応した製品はほとんど無かった。Steinbergのプロダクトマネジメントを担当するClaus Menke氏は、「ASIOのDSDサポートにより、各オーディオアプリケーションやハードウェアメーカーがDSD対応製品をリリースする可能性を広げた」とコメントしている。 □Steinbergのホームページ(英文) (2005年4月7日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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