|
株式会社バッファローは、Hi-MDポータブルオーディオプレーヤー「MD-HUSB」を4月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、価格は27,720円。
Hi-MD/MDメディアを記録媒体として利用するオーディオプレーヤー。Hi-MD対応のポータブルプレーヤーの製品化は、ソニーに引き続き2社目となる。同社では「データストレージなどのPC関連製品だけでなく、デジタルホーム関連の新しい分野の製品も展開していく」と説明している。 対応オーディオコーデックはATRAC3/ATRAC3/ATRAC3plusと、WAV、MP3で、付属のオーディオソフト「BeatJam for BUFFALO」から転送を行なう。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XPとMac OS 9.0.4、Mac OS X 10.0.4以降。なお、MP3ファイルの転送については、5月下旬公開予定のBeatJam強化キットが必要となる。 作成したMP3収録のHi-MDディスクを「MD-HUSB」以外で再生する場合、MP3再生に対応したHi-MDプレーヤーが必要となるが、現在のところソニーの「MZ-DH10P」や「MZ-RH10」などに限られている。また、従来のMDディスクもHi-MDフォーマットを行うことで利用可能で、80分メディアの場合は約300MB容量のディスクとして扱える。 Hi-MDフォーマットでの対応ビットレートはPCMモード(1.4Mbps)、Hi-SPモード(ATRAC3plus 256kbps)/Hi-LPモード(ATRAC3plus 64/48kbps、ATRAC3 132/105/66kbps、MP3 32~320kbps)。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、最大出力は5mW×2ch。インピーダンスは16Ω。 PCとの連携はUSB 2.0を利用する。ただし、Hi-MDの転送速度の制限などから、最大転送速度11MbpsのUSB 2.0 Full-Speedとなっている。オーディオデータの他、通常のデータ用USBストレージとしても利用できる。 電源は単3電池1本で、連続再生時間はHi-MDモードで21.5時間(Hi-MDディスク)、MDモードで約26時間。外形寸法は84×29×77mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約99g(本体のみ)。画像管理ソフト「蔵衛門2005デジブックPLUS」も付属する。
□バッファローのホームページ (2005年4月13日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|