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国際レコード産業連盟(IFPI)は12日、ヨーロッパとアジア11カ国で963人の違法音楽ファイル交換ユーザーに対して訴訟活動を取ることを発表した。 既に訴訟を起こしているイギリス、ドイツ、デンマークなどの7カ国に加え、新たにオランダ、フィンランド、アイルランド、アイスランド、日本で違法ファイル交換ユーザーに対して、法的対策に入ったという。 日本においては、社団法人日本レコード協会(RIAJ)がIFPIの日本支部として、違法対策などの施策に参加。IFPIでは、従来は中央サーバーを有するKazaA系のネットワークを中心に活動してきたが、新たに日本での利用者の多いWinnyやWinMX、さらにeDonkey、eMuleなどの新種のファイル交換ソフトやBearshare、Limewareなどのユーザーにも訴訟活動の範囲を広げている。 このうち日本においては、市販音楽ファイルの違法配信に加わった44人の利用者について民事手続きを開始。既に8人の利用者の詳細情報が判明しており、そのうち5人については補償を求める和解交渉に入っているという。 □IFPIのホームページ(英文) (2005年4月13日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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