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ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン株式会社は、映画「Ray/レイ」を6月10日にDVD化する。2枚組みの通常版と、初回限定生産の3枚組み「Ray/レイ 追悼記念BOX」の2種類を用意。価格は通常版が4,179円、追悼記念BOXが5,229円。
■ 通常版
本編と特典ディスクの2枚組み。約152分の劇場公開されたオリジナル・バージョンに加え、削除されたシーンを追加した約180分のエクステンデッド・バージョンの2種類の本編を収録。 映像はビスタサイズをスクイーズ収録し、音声は英語と日本語をドルビーデジタル5.1chで収めている。なお、音声特典としてオリジナル・バージョンの本編に、監督によるオーディオコメンタリーを収録している。
特典ディスクの総収録時間は約49分。内容は、削除されたシーンを監督の解説付きで14種類収録(約28分)。さらに、ライブシーンの延長版として「What Kind of Man Are You」、「Hit the Road Jack」の2曲を収めるほか、「役作りについて」、「想い出のレイ・チャールズ」などのコンテンツを収録している。
■ 追悼記念BOX
通常版の2枚に、ライブシーンの延長版を収録したディスクを加えた3枚組み。3枚目の総収録時間は約72分で、「Hallelujah,I Love Her So」、「Leave My Woman Alone」、「Night Time Is The Right Time」、「Unchain My Heart」、「Mary Ann」、「I Can't Stop Loving You」、「Hard Times」の7曲を収めている。 さらに、「製作者たちの想い」(約10分)、「レイを支えた女性たち」(約10分)、「メイキング・オブ・Ray」(約29分)などのコンテンツも収めている。 また、封入特典としてオールカラー40ページのビジュアル・ブックも同梱。アウターケース仕様となっている。 映画「Ray/レイ」は、ゴスペルとR&Bを融合させた音楽・ソウルを生み出した伝説的なミュージシャン、レイ・チャールズを描いた自伝映画。7才で両目の光を失ったレイ・チャールズ。だが、母親は彼を甘やかさず、自分の足で立って前に進むよう教え込む。 その影響もあり、ピアノの音色に魅せられたレイは盲学校を卒業すると、音楽家の道を突き進む。類まれなその才能で人々を魅了し、レコード会社と契約。ヒット曲を連発し、美しい妻や子供にも恵まれ、大スターへと登りつめていく。だが、その裏側で人生の古傷を癒すためのドラッグ使用が多くなり、やがてその暗い影は周辺の人間関係にも影響を及ぼしていく。
第77回アカデミー賞で6部門にノミネート。ライヴシーンを含め、「本物のレイ・チャールズとそっくり」と賞されたジェイミー・フォックスの熱演が話題を呼び、アカデミー主演男優賞を受賞した。監督・ストーリー・製作はテイラー・ハックフォード。そのほかの出演はケリー・ワシントン、レジーナ・キングほか。
□ユニバーサル・ピクチャーズのホームページ
(2005年4月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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