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日本ビクター株式会社は、地上/BS/110度CSデジタル放送に対応した液晶テレビ「EXE(エグゼ)」シリーズ3モデルを5月中旬より順次発売する。 37V/32V/26V型の3モデルが用意され、価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は37V型が45万円前後、32V型が35万円前後、26V型が27万円前後の見込み。
いずれも、地上/BS/110度CSデジタルチューナを搭載した液晶テレビで、全モデルで1,366×768ドットの液晶パネルを採用するほか、独自の映像エンジン「GENESSA」も搭載している。 GENESSAでは、コントラスト感を向上させる「インテリジェントガンマ」のほか、「カラークリエーション」により、暗部の映像情報の階調表現の改善や自然な色調再現を行なうことで、記憶色をより一層鮮やかに再現し、立体感と色調豊かな映像を実現するという。さらに、画面の平均輝度を検出し、明るいシーンが多い場合には、自動的に輝度を抑える「オートピクチャー」も搭載している。 デジタルチューナのほか、GRT搭載の地上アナログチューナも装備。地上/BS/110度CSデジタル放送用のEPGに加え、地上アナログ放送用にはG-GUIDEによるEPGを備えており、8日分の番組予約が行なえる。また、ブロードバンド環境を活用した生活情報サービス「Tナビ」にも対応する。
入力端子は、D4×1、コンポーネント×1、S映像×2、コンポジット×3、HDMI×1、アナログRGB(D-Sub15ピン)×1など。i.LINK×2や光デジタル音声出力、10BASE-T Ethernet、モニター出力端子なども装備し、インターネットを介した情報サービス「Tナビ」にも対応する。SDメモリーカードスロットも搭載し、JPEG形式の静止画表示が行なえるが、MPEG-4動画再生などには対応しない。 スピーカー出力は10W×2ch。37V型のみ6.6cm径のユニットを4基搭載した、同社独自のオブリコーンスピーカーを採用。32V/26V型では6.6mm径のフルレンジユニットを2基搭載する。音声スピードをゆっくりスタートさせ、徐々に実際の速度の音声に戻していくことで話者が意識的にゆっくり話しているように聞き取れる「ゆっくりトーク」や、声帯域の補正などによりセリフの聞き取りやすさを向上させる「はっきりトーク」からなる“きき楽”機能も搭載する。
□ビクターのホームページ (2005年4月15日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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