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株式会社東芝は、LAN経由で電源のON/OFF状態や本体の状態監視が行える「TDP-TW300」などデータプロジェクタ5モデルを>4月27日より順次発売する。
■ TDP-TW300
0.7型1,024×768ドットのDLPパネルを採用したデータプロジェクタ。輝度は3,000ルーメン、コントラスト比は2,000:1。レンズは光学1.5倍のズームレンズ(F2.4~3)で、投写サイズは40~300インチ。フォーカスはオートフォーカス。 最大の特徴は、社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)で策定されたPJLink(Class1)機能を業界で初めて採用したこと。PJLinkは、有線LANを経由してPCの画面から電源の操作や本体の状態の監視が行なえる機能で、対応製品であればメーカーを問わずに、ネットワークに複数のデータプロジェクタを接続し、同時に操作や監視をすることができる。 PJLinkで利用できる機能は、プロジェクタの電源ON/OFF、プロジェクタの入力切換、ミュート機能などの操作、ランプ使用時間など本体の状態の監視。なお、既に発売済みの「TDP-T250」についても、5月からPJLinkに対応するための専用ソフトを同梱して販売。既存ユーザーにはホームページ上でのソフト公開で対応予定という。 また、起動時やイージーセットアップボタンを押した時に、自動的にスクリーンとの距離と方向を検知して、設置に必要な調整を行なう「イージーセットアップ機能」も搭載。オートフォーカスと水平、垂直の自動台形歪み補正機能を同時に設定する。 IEEE 802.11b/gの無線LAN PCカードが付属し、PCからのプレゼンテーションがワイヤレスで行なえる。独自の色補正回路「NCE(Natural Color Enhancer)」により、輝度を低減すること無く自然な色味を実現しているという。 入力端子はDVI-I、ミニD-Sub15ピン、BNCを各1系統。S映像、コンポジットを各1系統、アナログ音声×5(ステレオミニ×3、RCA×2)。4W×2chのステレオスピーカーも搭載している。外形寸法は340×329×115mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.5kg。 ■ TDP-T98
0.7型の1,024×768ドットのDLPパネルを採用したデータプロジェクタ。輝度は2,500ルーメン、コントラスト比は2,000:1。レンズは光学1.2倍のズームレンズ(F2.4~2.65)。フォーカスは手動。 TDP-TW300と同様に高画質化機能「NCE」を搭載。1Wのモノラルスピーカーを内蔵する。入力端子はD-Sub15ピン×2と、S映像×1、コンポジット×1。外形寸法は298×275.4×101.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.8kg。 ■ TDP-S25/SC25/SW25
0.55型/800×600ドットのDLPパネルを搭載したデータプロジェクタ。低価格モデルのS25と、S25に書画カメラを追加したSC25、IEEE 802.11b/g無線LANを搭載したSW25の3モデルが用意される。 基本機能は共通で、コントラスト比は1,000:1、輝度は1,600ルーメン。レンズは1.2倍の手動ズームレンズ(F2.0~2.2)。入力端子はD-Sub15ピン×2(アナログRGB/コンポーネント共用)と、S映像×1、コンポジット×1を装備。S25/SW25の外形寸法は285×254×98mm(幅×奥行き×高さ)、SC25は369×259×98mm(同)。重量はS25が3kg、SC25が3.9kg、SW25が3.1kg。 □東芝のホームページ (2005年4月19日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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