バッファロー、「ハイパーマルチ」ドライブの外付けモデルを発売中止 －DVD±R書き込みが16倍速に達しなかったため

DVSM-DM516U2

4月20日発表

　株式会社バッファローは、4月下旬に発売を予定していたDVDドライブ「DVSM-DM516U2」(外付けモデル)の発売を中止すると発表した。

　DVD+R DLとDual Layer DVD-Rの4倍速、DVD±Rの16倍速に加え、DVD-RAMの5倍速にも出荷時から対応したハイパーマルチドライブで、発売中止の理由は「採用ドライブ側の要因により、DVD±Rの書込み速度において、公称数値である16倍速の実現が不可能であることが判明したため」としている。

　パナソニック四国エレクトロニクス製のドライブを搭載。16倍速書き込みが不可能な原因は「採用ドライブのライトコマンド処理のオーバーヘッドが大きく、USB変換をした場合に書込み速度の低下が発生し、最高速度が12倍速で頭打ちとなるため」と説明。そのため、外付けモデルのみで発生し、内蔵モデル「DVSM-DM516FB」では問題は起こらないとしている。

□バッファローのホームページ
http://buffalo.jp/
□ニュースリリース
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2005/004_8.html
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(2005年4月20日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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