|
ソニーは、DSP「ATRAC/ATRAC3 DSP TYPE-S」を搭載したフルサイズのMDレコーダ「MDS-JE580」を5月10日に発売する。価格は52,500円。リモコンが付属する。 MDLPモードに対応したMDデッキ。DSPにATRAC/ATRAC3 DSP TYPE-Sを搭載。高速演算処理を行なうことでMDLPの再生音質を改善し、従来と比べ約6dBのノイズを低減したという。 また、ATRAC用DSPのダイナミックレンジと、デジタルイン・アウトなどの周辺回路のオーディオデータを、MD規格の16ビットから、さらに多ビット化。ダイナミックレンジの広い録音や再生を実現するワイドビットストリームテクノロジーと合わせ、より原音に忠実な録音・再生が行なえるという。
さらに、録音済みMDの音声レベルを後から調整できる「S.F(スケールファクター)」エディット機能を搭載。途切れた曲をフェードアウトさせるなどの処理も行なえる。 24bitのA/Dコンバータやサンプリングレートコンバータも内蔵。再生時のダイナミックレンジは94dB以上、SN比は96dB以上。ディスプレイを装備し、カナ入力でタイトル入力・表示も行なえるが、漢字の入力や表示はサポートしていない。
入力端子は光デジタルとアナログ音声を各1系統、出力端子はアナログ音声を1系統備える。外形寸法は430×285×95mm。重量は約3kg。
□ソニーのホームページ
(2005年4月20日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|