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ソニーと東芝は、21日付け日本経済新聞の「ブルーレイとHD DVDの次世代DVD統一へ」の記事に対して、コメントを発表した。 日本経済新聞では、ソニーと東芝が、自社とその陣営が進めている次世代DVD規格であるブルーレイ・ディスクとHD DVDフォーマットを統一する意向で、互いのフォーマットの長所を持ち寄った新規格を共同で開発する交渉を進めていると報じた。 ソニーは、「ユーザーにとって寄り良い環境を提供することを目的として、従来同様、次世代フォーマットに関しても様々な企業と話し合いを行なっている」とした上で、「しかし、次世代フォーマットのような大きな問題になると多方面への影響が大きいため、具体的な企業名や、話し合いの内容、状況などは現時点ではコメントできない」としている。 東芝でも「詳細は、まだ明らかにすることはできない」とした上で、「一つのフォーマットの方が、ユーザーの利益に適うという見方もある」とした。また、関係者と話し合いを行なっていることについては明らかにしたが、「具体的なことは、まだ決まっていない」という。しかし、ブルーレイとHD DVDの2種類のフォーマットに決裂していた、次世代DVDフォーマットが、統一に向かって模索されているようだ。
□ソニーのホームページ
(2005年4月21日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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