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Dolby Laboratories International Services の日本支社は25日、DVDレコーダやハイブリッドレコーダなど、録画型の製品に、専用のロゴマークを適用すると発表した。
これまでDVDレコーダなどの録画機器には、DVDプレーヤーなどと同様に「ドルビーデジタル」ロゴが使用されていた。このロゴマークは、市販のDVDソフトなどを再生する際に利用するドルビーデジタルデコーダが内蔵されていることを示すものだが、レコーダ機器ではドルビーデジタルフォーマットで音声を録画するモデルが増えている。
これを受けて同社では「エンコーダとデコーダの両方のドルビーデジタル機能が搭載されていることを、ユーザーに直感的に理解してもらう必要性が出てきた」とし、録画機器向けのロゴマークの導入を決定したという。
録画用マークは「ドルビーデジタルレコーディング」と「ドルビーデジタルステレオクリエーター」の2種類を用意。「ドルビーデジタルレコーディング」はDVDやHDDなどの記録媒体に直接映像を蓄積する商品に使用されるもので、具体的には単体のDVDレコーダや、DVDレコーダとVHSとの2 in 1モデル、HDDレコーダなどに適用される。 「ドルビーデジタルステレオクリエーター」は、ハイブリッドレコーダやDVDビデオカメラ、デジタル記録媒体を利用したビデオカメラなどに適用されるもので、「録画したコンテンツを様々な編集機能を使ってカスタマイズできる製品」や、オリジナルの映像を収録するビデオカメラに使用される。 なお、同社は「単なる番組録画に止まらず、ユーザーのクリエイティブな行為を実現する製品に使用する」と説明している。
これらのロゴマークは、3月に発売された東芝の「RD-Z1」や、5月上旬に発売されるパイオニアの「DVR-530H」などを皮切りに、各メーカーが順次適用していく。
□ドルビー日本支社のホームページ
(2005年4月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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