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IDC Japan株式会社は25日、国内におけるデジタルテレビ市場予測を発表し、2009年には液晶テレビの出荷台数は1,209万台、プラズマテレビは114万台に達するとした。 同社のテクノロジー別調査によると、2004年の液晶テレビ国内出荷台数は約260万台で、世界市場のうち32.7%を占めているという。さらに、2009年までの5年間で、年平均成長率(CAGR)は36%で推移し、2009年には出荷台数が1,209万台になるとする。 また、プラズマテレビは2004年の国内出荷は35万台であったが、CAGRは26.6%で推移し、2009年には約114万台になると予測している。 画面サイズ別の出荷動向としては、液晶、プラズマともに大型化が進行すると予測しているが、「液晶テレビにおいては、従来テレビが設置されていなかった浴室などで利用される小型テレビの普及も進む」とし、「大型化は進むものの、数量ベースでは小型液晶テレビの市場の縮小は限定的なものになる」と予測している。 プラズマテレビについては、「現在30インチ台が主流となっているものの、今後は42インチが中心となる」。また、リアプロジェクションテレビについては50インチ以上で市場形成されると予測している。 そのほか、同社が国内居住の15歳以上の男女に行なったウェブ調査では、最も画質が良いと思うテレビのテクノロジーについて、プラズマテレビが37.9%、液晶テレビが22.5%、ブラウン管テレビが21%という結果になったことも発表した。 □IDCのホームページ (2005年4月26日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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