|
松下電器産業株式会社は、日常生活防水仕様のCDラジオ「SL-PH660」を7月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,000円前後の見込み。カラーリングはブルー(-A)とオレンジ(-D)の2色を用意する。 また、大型のAM用ジャイロアンテナを装備した高感度ラジオ「RF-U700」と、手回しで充電可能なラジオ「RF-G77」も発売する。価格はどちらもオープンプライス。発売日と店頭予想価格は、U700が6月10日で12,000円前後、G77が7月15日で8,000円前後の見込み。
■ SL-PH660
風呂場やキッチンなどの水廻りや、キャンプ、海水浴場などでの利用に適した、水しぶきに強い日常生活防水仕様(JIS防水保護等級4 防まつ形)のCDラジオ。音楽CDに加え、CD-R/RWディスクの再生が可能。ただし、CD-DAのみ対応で、MP3ファイルなどには対応していない。 3バンドチューナも搭載しており、FM/AMに加え、テレビの1~12chの受信も可能。良く聴く放送局を各バンド10局まで記憶できるメモリ機能も備えている。ステレオスピーカーも内蔵しており、最大出力は250mW×2ch。低音を補うXBS回路も備えている。
電源は単3電池4本を使用。アルカリ乾電池を利用した場合の連続使用時間は、ラジオ受信時が約25時間、CD再生時が約22時間。付属のACアダプタも利用できる。外形寸法は234.5×70×180.5mm(幅×奥行き×高さ)。電池を含む重量は約850g。
■ RF-U700
3バンド受信に対応したラジオ。AMは522~1,629kHz、FMは76~90MHz、テレビの1~12chまでの受信に対応している。 最大の特徴は、大型のAMジャイロアンテナを搭載したこと。従来のラジオでは受信不安定な場所でも、ジャイロアンテナを回転させることで、本体を動かさなくても最適な受信感度を得られるという。 大型の液晶ディスプレイを備えており、周波数だけでなく、放送局名の表示にも対応。自動選局ボタンを押すだけで、その地域で受信できる放送局を自動的に設定できるという「オートエリアバンク機能」も利用できる。 最大出力900mW×2chのステレオスピーカーを内蔵。好みの音質に切り替えられる「音質切り替えボタン」も備えている。
電源は単2電池6本を使用。アルカリ電池を利用した際の連続使用時間はテレビ/FM受信時で約48時間、AM受信時で約55時間。最大外形寸法は276.5×149.5×170mm(幅×奥行き×高さ)。乾電池を含む重量は約1,995g。
■ RF-G77
手回し充電器を内蔵しており、災害発生時など、電池が無くてもラジオが受信できる防災ラジオ。本体に搭載したハンドルを約1分間回すと、約30分間のAM受信が行なえる(スピーカー利用時)。非常用ブザーも備えるほか、生活防水(JIS防滴II形)設計を採用しており、アウトドアなどでも利用できる。 チューナはFM/AMとテレビの1~3ch受信に対応。搭載するスピーカーはモノラルで、最大出力は120mW。単3電池2本での駆動にも対応しており、アルカリ電池を利用した際はFM放送を約154時間(イヤフォン利用時)/約92時間(スピーカー利用時)、AMは約213時間(イヤフォン)/約113時間(スピーカー利用時)の受信が可能。
最大外形寸法は166.8×52.6×90.9mm(幅×奥行き×高さ)。電池を含む重量は約388g。
□松下電器のホームページ
(2005年4月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|