ソニー、自社パネル採用の高輝度データプロジェクタ －ミラー反射によるリア投影などにも対応

5月9日発売 標準価格：オープンプライス

　ソニーは、輝度3,500ルーメンの液晶データプロジェクタ「VPL-PX41」を5月9日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は53万円前後の見込み。

　ソニー製の0.99型ポリシリコンTFT液晶パネルを採用したデータプロジェクタ。パネル解像度は1,024×768ドット、輝度は3,500ルーメン。レンズは光学1.3型のマニュアルズーム(F1.7～2.3)で、40～300型までの画面サイズに対応する。ランプは265WのUHP。

　メタルフレーム付きのLCDパネル、サファイアガラス製の偏光フィルターなどのパーツ選択や、底面吸気/前面排気構造やシロッコファンの採用により、ファンノイズを低減。静かな会議室での利用に適した静音設計とした。

　入力端子はコンポーネント共用のアナログRGB×3(D-Sub15ピン×2、BNC×1）と、DVI-D×1、S映像×1、コンポジット×1を装備。入力信号はアナログRGBのほか、480p/720p/1080iなどに対応する。2W×2chのステレオスピーカーも内蔵している。

　また、プロジェクタを上/下 90度まで傾斜させて設置できるチルトフリーにより、ミラー反射によるリア投影やショーウィンドウに投射するウィンドーディスプレイなどの用途でも利用できるという。

　100BASE-TX Ethernet端子も装備しており、ネットワーク経由でランプ駆動時間の確認や制御などが行なえる。外形寸法は420×316×125mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.8kg。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/visual/projector/products/index.cfm?PD=21258&KM=VPL-PX41

(2005年5月9日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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