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ソニーは、デジタルレコーダ「スゴ録」の新モデルとして、HDD/VHS/DVDの3 in 1モデル2機種と、VHS/DVDの2 in 1モデル1機種の計3機種を発売する。価格はいずれもオープンプライス。各モデルの型番、発売時期、市場推定価格は下表の通り。
■RDR-VH93/VH83
HDD、VHS、DVDレコーダを一体化した3 in 1レコーダ。VH93とVH83の違いはHDD容量のみで、VH93が250GB、VH83が160GBのHDDを内蔵。入出力端子や外形寸法、重量なども同じ。また、ハイブリッドレコーダのHXシリーズと同一仕様のリモコンが付属する。 従来の3 in 1レコーダとの違いは、Gガイドを利用したEPGを搭載したこと。地上/BSアナログ放送の番組表が表示でき、HDD/DVDだけでなく、VHSの録画予約も行なえる。なお、EPGのデザインはハイブリッドレコーダと同様のものを採用。番組検索なども行なえる。
チューナは地上アナログチューナを2基、BSアナログチューナを1基搭載。HDD/DVDとVHSへの異なる番組の同時録画が可能。ただしHDDとDVDへの同時録画はできない。また、BSアナログ放送の録画はHDD、またはDVDのみサポートしている。 DVDドライブはDVD-R/RWへの書き込みに対応。CPRMにも対応しており、DVD-RWにVRモードでコピーワンスコンテンツを記録したり、HDDから同コンテンツをムーブすることができる。 また、リアルタイムに視聴中のテレビ番組を一時停止し、再度その箇所から再生する「TVポーズ機能」を搭載。これは、HDDに最大15分先までの放送を一旦保存し、簡易的なタイムシフト再生を行なうもの。 録画モードはHQ/SP/EP/SLPの4モードに加え、65段階のマニュアル設定モードも搭載。録画済のコンテンツをフォルダ単位にまとめて管理する機能も新たに搭載しており、最大で6個のフォルダが作成可能。番組やユーザーごとにコンテンツを整理できる。さらに、録画予約時に、録画ファイルをどのフォルダに保存するかも指定できる。 HDD/VHS/DVD間で双方向のダビングが可能。また、i.LINK端子も備えており、DVカメラの映像もダビングできる。 再生可能なメディアは、DVD±RW。JPEG画像を収録したCD-R/RWや、片面CD/片面DVDの両面ディスク「DualDisc」もサポートする。 映像出力端子は、HDD/DVD専用としてD2、S映像を各1系統、さらにVHS用にコンポジットも1系統用意。音声出力はアナログを2系統(内1系統はHDD/DVD専用)、さらにHDD/DVD用に光デジタルも1系統備える。入力はコンポジット、S映像、アナログ音声を各2系統装備する。 外形寸法は430×356×95mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約7kg。消費電力は39W。
■RDR-VX30
DVD、VHSデッキの2 in 1モデル。DVDドライブ部はDVD±R/RWへの書き込みに対応。CPRMもサポートしており、DVD-RWにVRモードでコピーワンスコンテンツが録画できる。 再生可能なメディアはDVD±R/RWで、DVD+R DLもサポート。MP3/JPEGファイルを保存したCD-R/RWや、DualDiscの再生もサポートする。また、VHS部はS-VHSの簡易再生に対応している。
チューナは地上アナログを1基のみ搭載しており、VHSとDVDへの同時録画は行なえない。録画モードはHQ/HSP/SP/LP/EP/SLPの6モードを用意。マニュアルモードは備えていない。なお、録画予約はGコードを利用する。
DVDに録画したコンテンツは、動画のサムネイル付きで一覧表示が可能。ただし、ファイナライズ後のDVD-RW(ビデオモード)とDVD±Rのサムネイルは静止画となる。
出力端子は、D2、コンポジット、S映像、光デジタル音声、同軸デジタル音声を各1系統、ステレオ音声を2系統用意。入力はコンポジット、ステレオ音声を各2系統、S映像を1系統備えている。外形寸法は430×334×85mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約4.9kg。
□ソニーのホームページ
(2005年5月12日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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