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サイバーリンク トランスデジタル株式会社は、DVDオーサリングソフト「PowerProducer」の特別バージョンとして、コピーワンスコンテンツのプレイリスト編集に対応した「PowerProducer 3 デジタル放送対応版」を6月3日に発売する。価格は10,290円。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。
最大の特徴は、コピーワンスコンテンツのプレイリスト編集に対応したこと。CPRMで保護され、VRモードで録画したメディア上のコンテンツに対して、タイトルやプレイリストの追加、編集、削除、チャプタ追加、チャプタ削除などが行なえる。ただし、CPRMディスク本編の編集やファイル出力、複製などは行なえない。 また、2層書き込みに対応したライティング機能を装備。DVD+R DLとDual Layer DVD-Rの書き込みをサポートする。さらに、「RAM COMPATIBLE PRODUCTS」、「DVD-Video PC-Recording」、「DVD-Video PC-Authoring」の各種団体より認証されたロゴを取得。互換性を高めたという。 また、映像や音声の変わり目を検出するCMを自動検出機能も利用可能。検出部分の修正や、CM部分だけを残すことも可能。また、ビデオ編集ソフトとの連携機能も備えており、同社の編集ソフト「PowerDirector 4」がインストールされている場合、シームレスにデータを受け渡せる。なお、PowerProducer 3 Deluxe版(13,440円)に付属していた編集ソフト「PowerDirector Express」は同梱していない。 スマートレンダリング機能も引き続き搭載し、新たに、一部のDVDレコーダで使用されている704×480ドットの映像にも対応した。 なお、CPRMプレイリスト編集以外の新機能は、従来の「PowerProducer 3(Standard版:8,190円)」ユーザー向けに、4月25日に無償公開されたアップデートパッチ(バージョン3.2)で実装されている。同社では、CPRM機能の追加提供も予定しているが、同機能のみ有償で提供する予定。発売時期や価格は未定で、「決定次第、Webサイトで告知する」としている。 そのほかの機能は「PowerProducer 3」と同じ。音声形式はリニアPCM形式とドルビーデジタル形式が選択可能。メニュー画面の背景やサムネイルに動画を利用するモーションメニューやBGMの挿入が可能。
ほかにも、ファーストプレイの設定や、静止画スライドショーの作成、VRモードで記録したディスクを直接編集するオンディスクエディット、RWディスクのファイナライズの設定/解除、PCに取り込んだ映像をDivXフォーマットで圧縮・ライティングする「DivXディスク作成機能」なども備えている。
□サイバーリンク トランスデジタルのホームページ
(2005年5月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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