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日本サムスン株式会社は、業務用の46/40型液晶ディスプレイ4製品を5月下旬より順次発売する。 ネットワーククライアント機能を搭載した46型の「SyncMaster 460Pn」、40型の「SyncMaster 400Pn」の2モデルと、両製品からネットワーククライアント機能を省いた「SyncMaster 460P」、「SyncMaster 400P」の合計4モデルが発売される。発売時期は46型が5月下旬、40型が6月下旬で価格はすべてオープンプライス。 金融機関、公共交通機関、商業施設向けの業務用ディスプレイ。460Pn/400Pnの最大の特徴は、CPUにVIA Eden 400MHz、OSにWindows CE .NETを搭載した内蔵クライアント機能「MagicNetクライアント」と、USB 2.0を装備したこと。専用のUIを利用して、簡単な操作で、メモリーカードなどから読み込んだデータのプレゼンテーションや電子掲示板として利用できる。別途STBやPCなどを必要とせず、維持費用や保守費用の削減が可能という。 また、100BASE-TXのEthernetも装備。ホストPC用の制御ソフト「MagicNetサーバー」をPCに利用して、PCをサーバーとして複数台の460Pn/400Pnへの映像コンテンツ配信が行なえる。また、MacicNetサーバーを介してネットワークの管理や制御、コンテンツの配信設定が可能となっている。 ネットワーク/クライアント機能以外の仕様は共通で、液晶パネルはサムスン製のPVAパネルで、解像度は1,366×768ドット、視野角は上下/左右170度、コントラスト比は800:1。応答速度は46型が14ms(黒→白→黒)/8ms(中間階調)、40型が16ms/8ms。 一つの映像を分割し、2×2、3×3、4×4など複数枚のディスプレイで表示するビデオウォール機能も搭載。10W×2chのスピーカーも備えている。入力端子はアナログRGB×2(BNC×1、D-Sub15ピン)、DVI-D×1、コンポーネント×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声×3(RCA×2、ステレオミニ×1)を装備する。 映像出力として、アナログRGC(BNC)と、コンポーネント、S映像、コンポジットを各1系統、音声出力としてアナログ音声×1を備えている。コントロール端子としてRS-232Cも備えている。 外形寸法/重量は40型が971×118×582mm(幅×奥行き×高さ)/23kg、46型が1,102×126.5×658mm(幅×奥行き×高さ)/28kg。
□サムスンのホームページ (2005年5月13日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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