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台湾CyberLinkは12日(現地時間)、PC用のDVI端子を利用してHCDPによる著作権保護データをディスプレイに伝送する「COPP(Certified Output Protection Protocol)」を、同社のDVDプレーヤーソフト「PowerDVD」と、マルチメディア再生ソフト「PowerCinema」でサポートすると発表した。 COPPは、DVDフォーラムやBlu-ray Disc Association、DTLAといった各組織でのサポートが表明されている。COPPをサポートすることで、PCのDVI端子を介して対応する液晶ディスプレイなどにHDCPによるHD映像の出力が可能となる見込みで、ブルーレイディスクやHD DVDなどの次世代光ディスクなどでの対応も予定されている。 同社のAlice H. Chang CEOは「パソコンでのHD映像のセキュアな再生はデジタルコンテンツの保有者にとって非常に重大な問題だ。加えてブルーレイ/HD DVDでのサポートも行なわれる。CyberLinkではCOPPの実装した完全なコピー保護ソリューションをOEM顧客などに展開していく」と説明している。 また、4日にはDVD+RWの著作権保護規格として採用されているVCPS(Video Content Protection System)を「PowerProducer」と「PowerDVD」に実装することを明らかにしている。 □CyberLinkのホームページ(英文) (2005年5月16日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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