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株式会社デジオンは、5.1chサウンド素材の作成に対応するマルチトラックサウンド編集ソフト「DigiOnSound5」と、機能制限版の「DigiOnSound5 Express」を6月17日より発売する。価格は「DigiOnSound5」が47,250円、「DigiOnSound5 Express」が10,290円。対応OSはWindows 2000/XP。
非破壊型のサウンド編集エンジンを搭載した、32bit/192kHzに対応するサウンド編集ソフト。5.1chのマルチトラック編集にも対応し、同時に利用できるトラック数は無制限。さらに、DigiOnSound5は今夏予定の「DOLBY DIGITAL Professionalキット」(47,250円)により、DVDビデオの5.1ch音声ファイルの出力も可能になる。 人の音声周波数だけを除去する「ボーカルキャンセラー」機能を搭載し、センターに定位するボーカルを除去すれば、カラオケ用の曲も作成できる。また、ノイズ除去では、エアコンの音やプロジェクターのファンノイズといった一定のノイズを事前に読み込んでおくことで取り除くことが可能になった。 さらに、エフェクトの一覧をアイコンで表示する「エフェクトランチャー」を新たに搭載。「パラメトリックEQ」により、3/5/7/9バンドの設定が可能なほか、「グラフィックEQ」を20バンドに設定することも可能になった。 サラウンドパンナーにより、5チャンネル(L/C/R/Ls/Rs)と、+LFEのパンニングが容易に行なえるほか、低域成分だけを抽出したLFEチャンネル用データの自動作成機能なども備えている。
そのほか、再生速度を調節するタイムストレッチのアルゴリズムを一新し、「高品質なエフェクト効果を実現した」としている。ASIOドライバに対応するほかDirectXプラグインやVSTプラグインにも対応している。対応するファイル形式はAVI/AVI2.0/DV AVI(Type 1/2)/MPEG-1/2/Quick Time6/RealMedia10(保存のみ対応) DigiOnSound5 Expressは最大6トラックの同時編集が可能だが、ステレオ3曲の利用のみで、5.1ch音声の編集はサポートしない。量子化ビット数については8/16bitのみ対応する。パラメトリックEQは3バンド、グラフィックEQは10バンドとなる。また、DirectXプラグインやVSTプラグインには対応しない。対応するファイル形式はAVI/AVI2.0/DV AVI(Type 1/2)。
□デジオンのホームページ (2005年5月16日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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