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日本ビクター株式会社は、スピーカーシステム「SX-Lシリーズ」の新モデルとして、「SX-L33MK2」を7月15日に発売する。価格は29,925円(1本)。また、MDF材にブラックウレタン塗装で仕上げたスピーカースタンド「LS-M1」も、31,500円(2本一組)で発売する。 アルミオブリコーンとアルミドームツィータを搭載したブックシェルフ型のバスレフスピーカー。2003年4月より発売している「SX-L33」のユニット構成を継承しながら、キャビネットの表面材を従来の塩化ビニールからパルプシートに変更。「環境に配慮するとともに、自然な響きと、立ち上がりの良い明るく伸びやかな音色など定評のある突き板仕上げと同等の表現力を実現した」としている。 ボイスコイルをセンターからずらした14.5cm径の「ダイナミックバランスド・オブリコーン」をウーファに使用し、高域の共振を分散させたほか、軽量で振動ロスの少ない「EPDM フォームラバーエッジ」の採用と磁気回路により、「ダイナミックでクリアな音楽再生を実現した」という。また、バックボードを留め構造にすることで、強度の向上と低音のスケールアップを実現させた。 ツィータは1.9cm径で、振動板に純金プレーティングを施したほか、エッジからの放射音を調整するショートホーンで指向性を改善したとしている。磁気回路にはネオジウムマグネットを採用している。 再生周波数帯域は55Hz~80kHz。出力音圧レベルは87dB、インピーダンスは6Ω。1本の外形寸法は150×245×270mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4.5kg。
□ビクターのホームページ (2005年5月16日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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