APC、デジタル家電用の小型・低価格UPS －停電や雷の過電圧からレコーダやテレビを保護

5月23日発売 標準価格：6,720円

　内部に325VA/185Wのバッテリを内蔵し、停電になってもデジタル家電に一定時間、電源を供給できるUPS。また、雷ガード機能も備えており、落雷による高電圧がコンセントから進入しても、SurgeArrestが最大6,000Vまで保護するという。充電時間は約24時間で90%。バッテリ寿命は2年半で、交換も可能となっている。

　さらに、電話回線サージ保護機能も備えており、モデムを内蔵したデジタルテレビなどを利用している環境でも、電話回線からの過電圧に対処できる。

　UPSの使用用途はコンピュータが一般的で、停電が発生してもUPSから電源供給を受けながらバックアップやシャットダウンなどが行なえるのが利点。同社はデジタル家電におけるUPSの必要性について「従来のビデオなどでは、停電が起きても内蔵の時計がリセットされる程度の被害だったが、DVDレコーダやHDD録画機器では、データの書き込み中に停電が起こるとデータ破損やHDDの故障に繋がる恐れもある」と説明している。

　なお、コンセントは4口用意しており、雷ガードと電源バックアップ機能の両方が利用できるものが2口、雷ガードのみのコンセントが2口となっている。外形寸法は95×254×118mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約3.7kg。「デジタル家電の消費電力はPCなどと比べてそれほど多くないため、小容量・コンパクトを実現できた」という。

□APCのホームページ
http://www.apc.com/jp
□ニュースリリース
http://www.apc.com/solutions/display.cfm?id=E5B07040-5056-9170-D30EFD20F0EFCAB4&IsoCountryCode=jp

(2005年5月19日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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