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KDDI株式会社と沖縄セルラー電話株式会社は、au携帯電話の新ラインナップを発表。6月中旬より順次発売し、新サービス「EZテレビ」も開始する。 「EZテレビ」は、地上アナログテレビ放送と通信機能を組み合わせたサービスで、テレビを視聴しながら、放送中の番組を録画できる。さらに、放送局の協力により番組に関連した情報が表示される「お知らせウィンドウ」や、EPG番組検索機能なども備えているほか、同時にスタートする「聴かせて検索」と連動して、番組BGMなどの「着うたフル」、「着うた」がダウンロードできる。 同時に発売される、「W32SA」と「A5511T」で対応。さらに、W32SAではEPG予約を行なうことで、番組が開始する前に自動的にテレビが起動する視聴予約機能やテレビリモコン機能も備えている。基本機能の利用は無料。オプションサービスとして、好みの番組名や出演者を登録することで、キーワードに合致した番組をメールで知らせてくれる「デラックスメニュー(210円)」や、外出先から録画予約が行なえる「デラックスメニュー(315円)」も用意される。 「聴かせて検索」は、テレビや街中に流れる音楽を携帯電話に聴かせることで楽曲検索できるというサービス。Gracenoteの楽曲認識技術とデータベースを利用しており、EZアプリの開発とシステム開発は株式会社メディアソケットが行なった。対応機種はW32SAとW31T、A5511T。 ■ W32SA EZテレビに対応した三洋電機製の携帯電話端末。2.3型/240×320ドットの大型液晶を搭載する。発売は7月上旬の予定。ボディカラーはレイヤードオレンジ/デュアルブラウン/グルービングシルバーの3色が用意される
EZテレビ対応により、番組録画や、EPG連動予約、聴かせて検索と連動したテレビ番組楽曲ダウンロードなどが可能となっている。テレビチューナのチャンネル設定をオートに設定することで、位置情報から自動的に視聴エリアのチャンネル設定を行なう「視聴エリアオート設定」も搭載。 また、3Dサラウンドステレオスピーカーを内蔵し、ステレオ放送や音声多重放送に対応する。FMラジオも搭載、テレビリモコン機能も備えている。 テレビ番組の録画時間は最大40分。記録解像度は最大240×320ドット。miniSDカードスロットも搭載し、ビデオプレーヤー機能を内蔵。SD-Video形式の映像視聴が可能となっている。 オーディオ機能も強化しており、SD-Audioに対応。別売のケーブルとオーディオソフト「SD-Jukebox」を利用して、パソコン上のSD-Audio形式の音楽データをW32SAのminiSDに転送、ミュージックプレーヤーとして利用できる。 Bass/Clear/Pop/Rockといったエフェクト機能も搭載。さらに、FMトランスミッタも内蔵しており、W32SAからカーオーディオやコンポなどにFM経由でのオーディオ出力が行なえる。 ICレコーダ機能や126万画素オートフォーカス付きカメラも搭載。USBカメラとしても利用できる。連続待受時間は約250時間、連続通話時間は約200分。外形寸法は50×28×103mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約129g。 ■ A5511T EZテレビ対応の東芝製携帯電話端末。2.2型/240×320ドットの液晶を搭載する。発売は6月中旬。ボディカラーはアーバンブルー/プライマリーレッド/リアルシルバーの3色を用意する。
EZテレビと聴かせて検索に対応。テレビ番組の録画も可能だが、記録解像度は160×120ドットで、最長録画時間は約17分。240×180ドットの静止画記録も行える。miniSDスロットも装備し、ボイスレコーダ機能も搭載。 カメラは130万画素。連続待受時間は約270時間、連続通話時間は約180分。外形寸法は約47×25×99mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約115g。
(2005年5月23日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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