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米Digital Theater Sysytems(DTS)は18日(現地時間)、PCでの利用を想定した新技術「DTS Connect」を発表した。C-Media Electronics、Realtek Semiconductorと共同開発したもので、C-MediaとRealtekは今後、同技術を採用したチップセット、PCI用サウンドカードや、USBオーディオ機器などを販売する見込み。 DTS Connectは、「DTS Interactive」と「Neo:PC」の2つの技術で構成されている。DTS InteractiveはPCの音声をDTSフォーマットにエンコードし、光デジタルで出力するもの。ストリーム出力のビットレートは1.5Mbps。なお、出力されるDTS音声はDVDなどで採用されている従来のDTSフォーマットと同様のため、DTSデコードに対応した既存のAVアンプなどでデコードできる。
Neo:PCは、AVアンプなどで広く採用されている「Neo:6」をベースとしたもので、MP3/WMA、音楽CDなど、PCの2ch音声を7.1chサラウンドに変換する。出力はアナログ7.1chとなるため、Neo:PCを利用するためには、Neo:PCをサポートしたサウンドカードやマザーボードなどの機器がPCに搭載されている必要がある。
□DTSのホームページ(英文)
(2005年5月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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