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日本テキサスインスツルメンツ株式会社(日本TI)は26日、ポータブルオーディオプレーヤー用DSP「TMS320DA295」のリファレンスデザインを発表した。ベータ版は、「2005年第2四半期中に提供可能」としている。 TMS320DA295はヘッドフォンアンプやステレオDACなどを高集積したデュアルコアのDSP。電力やクロックスピードを柔軟に変えられるため、高効率と低消費電力を両立でき、リチウムイオン電池(3.7V/800mAh)内蔵プレーヤーの場合、1回の充電で約45時間の連続再生が行なえるとしている。 MP3/AAC/WMAなどのオーディオエンコード/デコードに対応し、DRM技術にも対応可能。USB2.0のOTG(On-The-Go)もサポートする。また、組み込み型のHDD用コントローラやカラー液晶用のインターフェイスなども搭載する。 同社では。「TMS320DA295を採用することで開発に要するコストや時間を削減でき、JPEGやMPEG-4再生などの機能を含めた製品を3カ月で市場に投入可能になる」としている。 □TIのホームページ (2005年5月26日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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