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株式会社リンクスインターナショナルは、AHANIX製のHTPC(Home Theater PC)用アルミPCケースの新モデルとして、「MCE601」を6月3日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は42,800円。また、従来の「D.Vineシリーズ」2製品の値下げも同日に実施する。
■ MCE601
「D.Vine 6 SQ MCE」の後継機種として、静音性と拡張性を高めたというモデル。6 SQ MCEは電源を搭載していなかったが、MCE601はAHANIXがカスタマイズした350Wの電源「MPT-350D」を搭載。従来はMicroATXのみだったマザーボードが、ATXタイプも利用できるようになった。 冷却システムとして、60mmの静音仕様のファンを2基搭載。パッシブダクト、VGAの熱を放出する通風孔、3.5インチシャドウベイの下部にも通風孔を設けるなど、効率の良い排熱環境を実現したという。外形寸法は430×458×150mm(幅×奥行き×高さ)。 さらに、プッシュ式の開閉パネルを供えた3.5インチベイを用意。FDDやカードリーダなどを増設できる。また、従来モデルと同様に、本体前面にWindows XP Media Center Edition 2005に対応したVFDモジュールを搭載。前面の表示管で、音楽やビデオトラック情報、CPU使用率や温度表示などのシステム情報、メールの着信などが確認できる。
カラーリングはブラックとシルバーの2色を用意。拡張スロットは、5インチベイ×1、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×3、PCIスロット×7。また、前面にUSB 2.0×2、IEEE 1394×1、マイク/オーディオ×1を備えている。
■ 価格改定 値下げが行なわれるのは、「D.Vine 4 MCE」と「D.Vine 5 MCE」の2モデル。4 MCEは35,000円から25,800円に、5 MCEは38,000円から29,800円に値下げされる。値下げ幅はそれぞれ9,200円、8,200円。
どちらのモデルも本体前面にWindows XP Media Center Edition 2005に対応したVFDモジュールを搭載。カラーリングはブラックとシルバーを用意し、MicroATX/ATXのマザーボードが搭載可能。
5 MCEのみMicroATX用の300W電源(SilenX 300W)を内蔵。4 MCEは電源別売となっている。また、4 MCEはフロントパネルとトップパネルがアルミ製だが、フレームがスチール製。5 MCEはフレームもアルミ製となっている。外形寸法は4 MCEが430×402×162mm(幅×奥行き×高さ)、5 MCEが430×452×135mm(同)。
□リンクスインターナショナルのホームページ
(2005年5月30日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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