デノン、小型ハイコンポ「ラピシア」の新モデル －“ヨーロピアンサウンド・チューニング”のスピーカーも

RCD-M33とSC-M33

6月中旬発売 標準価格：44,940円(RCD-M33) 　　　　　　 18,690円(SC-M53/M33)

　株式会社デノン コンシューマー マーケティングは、FM/AMチューナ内蔵のCD/アンプシステム「ラピシア RCD-M33」を6月中旬より発売する。価格は44,940円。

　RCD-M33にはスピーカーが付属しないが、専用のスピーカーシステムが同時に発売される。3ウェイスピーカーの「SC-M33」と小型2ウェイの「SC-M53」が用意され、価格はともに18,690円。

RCD-M33とSC-M53

　RCD-M33は、CDプレーヤー部とアンプ、FM/AMチューナを内蔵したセンターユニット。音楽CDのほか、MP3/WMAを記録したCD-R/RWの再生に対応。フロントパネルやボリュームノブにアルミを配して高級感を高めているほか、同時発売のスピーカーとのデザインマッチも図っている。

　アンプ出力は最大22W×2ch。電源部に大型パワートランスや音質コンデンサなどを搭載し、安定した電源供給を行なうとともに、TI製のオーディオDACの採用などにより、高音質化を図っている。入力端子はライン入力×2、出力端子はライン出力×2、光デジタル×1、サブウーファ出力×1。

　スリープ機能などのタイマーも内蔵。外形寸法は210×328×95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.3kg。リモコンが付属する。

　SC-M33は3ウェイのバスレフ型スピーカー。キャビネットはMDFを採用。14cm径のグラスファイバー製ウーファと、2.5cmソフトドームツィータに加え、80kHzまで再生可能な1.9cmドーム型スーパーツィータを搭載する。最大許容入力は60W(EIAJ)。最大周波数帯域は45Hz～80kHz、インピーダンスは6Ω。外形寸法は170×219×285mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.8kg(1台)。

　SC-M53は2ウェイのバスレフ型スピーカー。ヨーロッパのサウンドエンジニアのコラボレーションにより「ヨーロピアンサウンド・チューニング」を施したという。丸みを帯びたデザインが特徴で、ユニットは12cmグラスファイバーウーファと、2.5cmソフトドームツィータから構成される。最大許容入力は60W(EIAJ)。最大周波数帯域は45Hz～40kHz、インピーダンスは6Ω。外形寸法は141×249×191mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.4kg(1台)。

SC-M33	SC-M53

□デノンのホームページ
http://denon.jp/
□ニュースリリース
http://denon.jp/company/release/dm33_53.html

(2005年5月31日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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