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株式会社リコーは31日、記録型DVDなど光ディスク事業において、記録材料や生産技術などを他社に提供する技術供与ビジネスを開始すると発表。最初の供与先として、台湾ライテックにDVD+R DLの製造に関する技術を提供することで合意した。 ライテックはリコー独自仕様のメディアを生産してリコーに供給するほか、その製造技術を活用して自社ブランドのDVD+R DLメディアも生産することが可能になる。 リコーは、DVD+R DL ディスクの製造において、独自の貼り合わせ製法である「インバーテッドスタック方式」により低コストでの大量生産を可能にしたほか、耐光性に優れた独自の有機記録色素「AdvancedSDDye δtype」を採用し、2004年10月より製造、販売している。 なお、同社は'99年8月からライテックにCD-R/RWやDVD-R/RWメディアの生産を委託しており、DVD+R DLディスクについても同じく生産委託している。 今回の合意により、今後も最新規格に対応したディスクを早期に生産することが可能になるとしている。 □リコーのホームページ (2005年5月31日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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