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マスプロ電工株式会社は、地上/BS/110度CSデジタル放送の視聴に対応したCATV用セットトップボックス「DST52シリーズ」を年末より発売する。 地上デジタル放送のパススルー対応の有無と、ケーブルモデムの内蔵と外付けで合計4モデルが用意される。価格はオープンプライス。
ケーブルテレビのデジタル放送伝送に用いられている64QAM変調に対応し、地上/BS/110度CSデジタルのトランスモジュレーション方式の受信が可能。DST52とDST52Mでは、地上デジタル放送の変調方式(OFDM)をCATV局で変調せず、そのまま送信するパススルー方式にも対応する。 従来モデルの「DST22」のユーザーの意見を参考にEPGの改良やメニュー画面の改良などを図ったデジタル放送対応STB。ズーム機能も搭載し、4:3のテレビで地上デジタル放送を視聴した際に、番組によっては上下左右に黒帯が入り、小さく表示されてしまうことがあるが、モコンの専用ボタンを押すだけで、4:3テレビにあわせて拡大して全画面表示が行なえる。 また、消費電力の低下や、従来比約25%の小型化も図られている。出力端子はD4×1、S映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×2、光デジタル音声×1。外形寸法は275×270×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.5kg。 なお、DST52シリーズは、6月15日より東京ビッグサイトで開催されるCATVの総合展示会「ケーブルテレビ2005」に出展される。 □マスプロ電工のホームページ (2005年6月7日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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