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セイコーエプソン株式会社は、エントリークラスのホームシアタープロジェクタ「EMP-TW20」を6月下旬から発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13万円後半の見込み。 同社のプロジェクターシリーズ「dreamio(ドリーミオ)」のエントリーモデル。解像度854×480ドット、0.55型ワイドパネルを搭載する。コントラスト比は1,000:1、明るさは最大1,200ルーメン。レンズは光学1.5倍(F1.8~F2.1)のズームレンズ。 従来モデル「EMP-TW10H」からの最大の変更点は、縦50%/横25%のレンズシフト機構をを搭載し、設置性を向上させたこと。最短2mから80インチの投写が可能で、「6畳間の短い辺でも80型の大画面が楽しめ、長辺では120型も投射できる。日本の家庭にベストマッチ」としている。
また、光集光効率を向上させた135W出力の「E-TOLランプ」の採用により、従来機種と同等のスペックを実現しながら、色再現性の向上を図った。騒音レベルも29dBから28dBに静音化した。ランプカバーを上部に設けたことで、天吊り時のランプ交換も簡単になった。 色再現性はランプと、カラーフィルタの「エプソンシネマフィルタ」の改善によりRGBのバランスを調整。sRGBと比較した際の色領域は従来モデルの約115%から約125%に向上している。 カラーモードは最高輝度の「ダイナミック」、テレビライクな高輝度/高コントラストの「リビング」、入力信号に忠実な「ナチュラル」、テレビライクでさっぱりした「シアター」、モニターライクで入力信号に忠実な「シアターブラック」、シネマライクで色温度を5,800Kに下げた「シアターブラック2」の6モードを用意する。
1Wのモノラルスピーカーも内蔵。入力端子はコンポーネント×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声×1、アナログRGB×1を装備。RS-232Cのコントロール端子も備えている。外形寸法は373×295×111mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.5kg。 □エプソンのホームページ (2005年6月9日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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