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株式会社ホロンは、最大27時間の映像を収録したDVD+R DLメディアを作成できるDVDオーサリングソフト「Hyper DVD Author 2.5」シリーズを7月8日に発売する。通常版に加え、旧バージョンや他社製ソフトからの乗り換えユーザーを対象とした優待版、ビデオ編集やライティングソフトをバンドルしたDX版の3種類を用意。価格は通常版が10,290円、優待版が6,090円、DX版が13,440円となっている。 なお、旧バージョンであるHyper DVD Author 2/2 アップデート版/2 DXのユーザーを対象とした、バージョン2.5への無償バージョンアップも予定している。
■ Hyper DVD Author 2.5/2.5 優待版
Hyper DVD Authorシリーズの最新バージョン。DVDオーサリング機能に加え、独自の低レート変換技術「ハイパートランスコード技術」が特徴。同社の「PANDRA DVD」シリーズで採用した「トランスコード技術」と、「DaViDeo HyperVideo」で採用したGOP操作による長時間映像の低容量化技術「ハイパービデオ」を組み合わせた技術。 DVD+R DLへの書込み機能も備えているため、同社では「27時間分の動画をDVD+R DLに記録できる」(同社)と掲げている。 新バージョンでは、ディスクイメージ(UDI)の作成機能を利用する際、単一のUDIファイルとして出力するようになった。ただし、出力先はFAT形式のドライブの場合、4GB以上のファイルは作成できないため、分割出力になる。 また、ファイルの並び替えに対応。データ選択で選択した動画や静止画ファイルを、カット編集後でも並び順を変えられるほか、静止画のスライドショー作成時にもファイルの並び順を変更できるようになった。さらに、DVD-RWのフォーマット機能も追加している。
メニューテンプレートには、チャプタのサムネイル画像を表示せず、タイトルテキストだけのテンプレートを追加。シンプルなDVDが手軽に作成できるという。また、作成したDVDの書込み終了時に自動的にPCをシャットダウンする機能も備えた。 そのほかの機能は旧来バージョンと同じで、データトラックとDVDビデオを1枚のディスクに書き込める「MIXモードDVD作成機能」や、動画メニュー作成機能などを搭載。カット編集やトリミング、トランジション、エフェクト、BGMの追加、テキスト入力なども行なえる。
入力形式はMPEG-1/2、WMV、AVIに対応し、-VR形式やキャプチャデバイスからの取り込みもサポート。静止画はJPEGとBMP、音声はWAVとMP3フォーマットにそれぞれ対応している。
■ Hyper DVD Author 2.5 DX Hyper DVD Author 2.5、NTIのCD/DVDライティングソフト「CD & DVD-Maker」と、ビデオ編集ソフトの「HomeVideo-Maker」、バックアップソフト「Backup NOW!」をバンドルした製品。
CD & DVD-Makerは2層メディアへの書込みに対応するほか、HomeVideo-Makerはタイムラインを使ったビデオ編集や、音楽編集などが行なえる。
□ホロンのホームページ
(2005年6月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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