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ソニーは、コンパクトデザインを採用した液晶データプロジェクタ4機種を7月23日より順次発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は下表の通り。
■ VPL-CX20/CS20
アルミ製の筐体とフラットなデザインを採用したデータプロジェクタ。外形寸法と重量は共通で、約273×210×52mm(幅×奥行き×高さ)、約1.9kgと小型・軽量。容易に持ち運べるという。 液晶パネルのサイズは両モデルとも0.63型。解像度は、CX20がXGA(1,024×768ドット)で約236万画素、CS20がSVGA(800×600ドット)で約144万画素となっている。光源は165WのUHPランプを使用し、明るさは2,000ルーメン。 レンズは電動の1.2倍ズームでF1.6~F1.94。フォーカスも電動。電源ボタンを押すだけで、本体の傾きに応じて縦方向の歪み補正を行ない、フォーカスを合わせ、入力信号を判断して投影に最適な状態に調節するという「アドバンストインテリジェントオートセットアップ機能」も備えている。 また、電源オフ後、すぐに電源ケーブルを抜くことが可能な「オフ&ゴー回路」を採用。電源ケーブルを抜いても冷却ファンが一定時間駆動するため、すぐに持ち運べるという。
対応ビデオ信号は480/60i、575/50i、480/60P、575/50P、540/60P、720/60P、720/50P、1080/60i、1080/50i。入力端子はコンポジット、S映像、アナログ音声を含めたAVマルチ端子と、アナログRGB/コンポーネントの兼用端子(HD-Dsub15ピン)を備えている。また、出力1Wのモノラルスピーカーも装備している。
■ VPL-CX76/CX86 どちらのモデルも0.79型のXGA(1,024×768ドット)、約236万画素のパネルを搭載。レンズも共通で、電動1.2倍のF1.6~1.78。ランプ部と輝度が異なり、CX76が165W UHPランプで2,500ルーメン、CX86が190W UHPランプで3,000ルーメンとなっている。 PC内のデータをワイヤレスでプロジェクタに伝送し、投写できる無線LAN機能「Air Shot」を搭載。同梱するUSBワイヤレスLANモジュールをPCに、付属の無線LANカードをプロジェクタに装着することで、ネットワーク設定などを行なわずに接続が可能。従来モデルと比べ、セキュリティ面もバージョンアップしているという。 また、プロジェクタにはカードスロットのほか、メモリースティックスロットも装備。メモリースティック内のデータを投写できるので、PCを使わずにプレゼンテーションも行なえる。
対応ビデオ信号はVPL-CX20/CS20と同じ。入力端子は、CX76がコンポジット、S映像、アナログRGB/コンポーネント(HD-Dsub15ピン)、アナログ音声(ステレオミニ)を用意。CX86はHD-Dsub15ピンが2系統になり、片方がアナログRGB/コンポーネントの兼用端子、片方がアナログRGBのみとなる。また、CX86は出力もアナログRGB(HD-Dsub15ピン)とアナログ音声の各1系統用意する。
最大出力1Wのモノラルスピーカーを内蔵。外形寸法と重量は、CX76が298×243.5×69mm(幅×奥行き×高さ)で約2.9kg、CX86が328×283.8×92.6mm(同)で約3.8kg。消費電力はCX76が最大240W(スタンバイ時9W)、CX86が最大280W(スタンバイ時7W/“低”設定時0.5W)となっている。
□ソニーのホームページ
(2005年6月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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