|
プレクスター株式会社は、3月に発表したスロットローディングの記録型DVDドライブ「PX-716AL」をベースとした、コンシューマ向け外付け型ドライブ1機種と、DVD+R DLの8倍速記録対応の外付けドライブ1機種を8月中旬より順次発売する。また、受注生産のみの「PX-716AL」を、数量限定でWeb直販する。各モデルの発売開始時期、予約開始時期、直販価格、販売台数は下表の通り。
■ PX-716UFL/PX-716AL
3月に発表した業務用DVD±R/RWドライブ「PX-716AL」の外付け型。PX-716ALは業務用で受注生産のみだったが、今回直販サイトで一般向けに限定販売されるに伴い、外付けモデルも用意。「スロットローディング方式の良さである縦置き時の使い勝手を追求。新設計のスクエアデザインのケースと組み合わせ、PCの利用環境をスタイリッシュにできる」という。 ドライブの性能自体はPX-716ALと共通。5インチベイ(5インチハーフハイト)内蔵用では世界初となるスロットローディング方式を採用しており、最大書き込み速度は、DVD±R 16倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RW 4倍速、DVD±R DL 6倍速、CD-R 48倍速、CD-RW 24倍速に対応。CPRMもサポートする。 ローディングは、記録面をこすらず、ディスク外周部をはさむ方式を採用。スロットローディングで問題となる、ディスクに付着したホコリによるディスク記録面の損傷を防止している。また、8cmディスクにも対応するほか、ドライブ障害時のメディアの強制イジェクトも可能となっている。なお、縦置きにも対応しているが、左下縦置きでの8cmメディアのマウントは行なえない。 また、同社独自の書き込み技術「Intelligent Recording」を搭載。OSに依存せずドライブが自動的にメディア特性を学習して登録する「AUTOSTRATEGY」や、ディスク面の傾きに合わせて正確にレーザーを照射できる制御技術などにより、高速記録における高記録品位を強化。 さらに、ユーザーが書き込み時のレーザーパワーを手動で自由に調節する「VariRec」機能も装備する。 インターフェイスはIEEE 1394とUSB 2.0の2種類を用意。外形寸法は167.1×253.5×53mm(幅×奥行き×高さ)、重量1.7kg。対応OSはWindows Me/2000/XP。ただし、PX-716UFLは、Windows MeでUSB 2.0をサポートしない。
バンドルソフトとして、独自の「PlexTools Professional」を付属。同社のCD-R/RWドライブ「PLEXWriter Premium」に同梱していたソフトウェアで、メディア品質を確認する「Q-Check」機能を拡張。プロ用計測器にも採用されているTA(Time Analyzer)測定環境を実現するほか、静音化機能「Silent Mode」、データ保護機能「Secure Recording」、CD-R用の大容量記録機能「Giga Rec」なども利用できる。
なお、限定販売される業務用の「PX-716AL」の主な仕様はPX-716UFLと同じ。業務用モデルには付属しない、「PlexTools Professional」もバンドルしている。
■ PX-740UF
5月に発表した「PX-740A」の外付けモデル。書き込み速度は、DVD+R DLが8倍速、DVD-R DLが4倍速、DVD±Rが16倍速、DVD+RWが8倍速、DVD-RWが6倍速、CD-Rが48倍速、CD-RWが32倍速。CPRMもサポートする。 スクエアタイプのケースを採用し、縦置きに対応。四隅にはラバーコートが施され、表示には青色LEDを使用。大型の冷却ファンを搭載している。読み込み方式はトレータイプで、ピックアップからのレーザー乱反射を防ぐブラックトレイを採用した。 インターフェイスはIEEE 1394とUSB 2.0の2種類を用意。外形寸法は167.1×253.5×53mm(幅×奥行き×高さ)、重量1.6kg。対応OSはWindows Me/2000/XP。ただし、Windows MeではUSB 2.0をサポートしない。
バンドルソフトとしてDVD再生ソフトの「PowerDVD 6」、ライティングソフトの「Power2Go 4」、独自のユーティリティーソフト「SetSpeed」、オーサリングソフト「PowerProducer3」の体験版を同梱する。
□プレクスターのホームページ
(2005年7月12日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|