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エイベックス ネットワーク株式会社は14日、米Apple Computerが日本サービス開始を予定している「iTunes Music Store(iTMS)」に、エイベックスの楽曲を提供することで最終合意に至ったと発表した。 米Apple Computerは、国内のiTMSのサービス開始に向けて、5月23日に100%子会社のアイチューンズ株式会社(東京都千代田区)を設立。資本金は1,000万円、代表取締役はエドュアルド・クー氏。 なお、国内のiTMSについては、一部で「8月サービス提供開始」と報道されているが、日本法人のアップル・コンピュータ株式会社では「間違いなく決まっているのは2005年内に開始するということ。価格や配信楽曲数についてはわからない」としている。 今回エイベックス ネットワークは、アイチューンズ株式会社と、iTMS向けに楽曲を提供することで最終合意。エイベックスグループが権利を有するシングル楽曲・アルバム楽曲及び限定楽曲を提供する予定。 なお、具体的な配信楽曲数や、アーティストは未定で、「これから協議の上決定する。現在決定しているのはiTMSのスタート時にエイベックスの楽曲を提供していくということだけ」。また、同社ではMoraを始めとして、多くの音楽配信サイトに楽曲提供を行なっているが、「自社のブランド戦略にマッチしたサービスには、協議、協力の上、楽曲提供を行なっていく方針。iTMSもその一つのチャンネルと考えている」としている。 □エイベックスのホームページ (2005年7月15日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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