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日本ビクター株式会社は、マイクロコンポ「Lip×Lap(リップラップ)」シリーズの新モデルとして、MD/CDに加え、DVDビデオとDVDオーディオの再生にも対応した「UX-QD70」を8月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後の見込み。カラーリングはシルバー(S)とブラック(B)の2色を用意する。
DVD/CDドライブ、MDデッキ、カセットデッキ、FM/AMチューナ、アンプを内蔵した一体型メインユニットとスピーカーで構成されるマイクロコンポ。再生可能なディスクはDVDビデオ、DVDオーディオ、ビデオCD、音楽CD、MDに加え、DVD-R/RW(ビデオ/VRモード)、DVD+R/RWや、CD-R/RWに記録したMP3/WMA/JPEGファイルの再生もサポートする。 DVDビデオ部には独自の「デジタルダイレクトプログレッシブ回路」と、10bit/54MHzのビデオ用DACを搭載。DVDオーディオ用に24bit/192kHzの音声用DACも備えている。MD部はMDLPに対応し、MDグループ検索やタイトルサーチなども利用可能。また、全モードでCDからMDへの最大5倍速録音が行なえる。 デザイン面の特徴は、電源をONにする際、本体天面に軽く触れると、ディスプレイやCDトレイ、ボリュームリングの色が連動して次々と変化する「タッチイルミネーション」を搭載したこと。スタンバイ中に天面に触れると5秒間ディスプレイが青く光り、時間と曜日を表示する機能や、CDの入れ替えや再生中に様々なパターンのイルミネーションを点灯させる機能も備えている。 音質面ではROCKやPOPなど、6モードのプリセットイコライザを内蔵。また、DVD再生時には2本のスピーカーでサラウンド再生が行なえる「3Dフォニック」も備えている。アンプ部の最大出力は20W×2ch。 スピーカーは3ウェイで、11cm径のウーファ、4cm径のミッドレンジ、1.5cm径のツイータを採用。AHB PRO(アクティブ・ハイパー・バス・プロ)機能を備え、迫力のある重低音が再生できるという。外形寸法は140×207.5×231mm(幅×奥行き×高さ)。1本あたりの重量は約2.3kg。
メインユニットには入力端子として、光デジタルとアナログを各1系統用意。出力端子はD2、S映像、コンポジット、光デジタル、ヘッドフォンを各1系統用意。AVコンピュリンクを2系統備えている。外形寸法は165×350×200mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約5.1kg。
□ビクターのホームページ
(2005年7月21日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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