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株式会社パワードコムは22日、三菱商事株式会社、株式会社ネオ・インデックスと協業し、VODやゲーム、カラオケなどを配信するサービス「Powered Theater」を2005年秋に開始すると発表した。それに先立ち、限定先行サービスを8月11日より実施。対応ISPの加入者を対象に、テストユーザー200人を8月1日より公式サイトにて募集する。 Powered Theaterは、光ファイバ接続サービス「TEPCOひかり」利用者向けの映像配信サービス。VODソリューションとして、インデックスの100%子会社であるネオ・インデックスの「Nextensive VOD」を採用。映像フォーマットはMPEG-2。画質は3.5Mbpsと2.4Mbpsの2種類を用意する。 専用STBを用意し、光ファイバと接続。家庭のテレビなどでVODコンテンツが視聴できる。回線はTEPCOひかりの光ファイバのみを対象としており、ISPはDTI(ドリーム・トレイン・インターネット)、またはマンションISPがFNJ(ファミリーネット・ジャパン)、もしくはTEPSYS(テプコシステムズ)である必要がある。
限定先行サービスは無料で受けられる。本サービス開始時の料金は、初期費用として3,675円が必要。月額は2,100円で、これには基本料金とSTBレンタル料、100本見放題コンテンツの視聴料が含まれている。つまり、月額基本料のみで100タイトルのコンテンツが視聴できる。また、ペイパービュータイトルも1作品105円~420円で9月15日から用意する予定。 提供するコンテンツはNextensive VODに準拠しており、ハリウッド映画や邦画、アニメ、テレビドラマ、教育などのコンテンツに加え、バラエティ・コンテンツも強化。東京電力と吉本興業が共同出資するキャスティを通じて、吉本のお笑いコンテンツの配信を予定している。 なお、8月11日からスタートする限定先行サービスは、9月15日まで行なわれる予定。サービス中はNextensive VODで提供されるハリウッド作品を含む映画を中心とした100本の作品が無料で見放題になる。
同社は今回の先行サービスを通じて「ネットワークの負荷や、サーバ運用ノウハウの蓄積、システム全般の試験などの技術検証を行ないたい」としている。
□パワードコムのホームページ
(2005年7月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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