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日立、LCOS採用のXGA業務用リアプロディスプレイ
-自動ランプ交換機能も搭載


4画面のマルチスクリーン利用時

9月15日発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社日立製作所は、50型の業務用LCOSリアプロジェクションディスプレイ「EX50-116CM」を9月15日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は600万円前後の見込み。

 監視制御や、プレゼンテーション用途を想定したリアプロジェクションディスプレイ。複数台並べたマルチ画面表示にも対応する。表示デバイスは0.7型のLCOS(Liquid Crystal On Silicon)を採用し、解像度は1,024×768ドット。輝度は1,000cd/m2、コントラスト比は1,300:1。視野角は水平120度、垂直60度。

 LCOSの採用により、画素間のピクセルラインを縮め、ドット感のないスムースな画質を実現。液晶層の薄型化と高速ドライブ回路の採用により、応答速度も16.7ms以下を実現している。

 また、予備ランプを用意しておくことで、ランプ切れや寿命を感知して自動的に予備ランプに切り替える「高速ランプオートチェンジャ」も搭載し、信頼性の高い連続運用が可能という。ランプは100Wの超高圧水銀ランプ。消費電力は170W。

 入力端子はアナログRGBが2系統(BNC、D-Sub15ピン)とDVI-D。外形寸法は1,016×550×1,002mm(幅×奥行き×高さ)。重量は59kg

□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2005/08/0803.html
□製品情報
http://www.hitachi.co.jp/Prod/vims/rled/index.html
□関連記事
【2004年4月12日】日立、世界初のLCOSリアプロジェクションディスプレイ
-2台のランプを交互に使用、民生用モデルも検討
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040412/hitachi.htm

(2005年8月3日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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