三菱電機、米IBMからDVD関連特許を約250件を取得 －DVD/次世代DVD事業を一層強化

　三菱電機株式会社は3日、米IBMが保有するDVD特許と出願中のDVD特許約250件を取得したと発表した。取得に関する費用等については非公開としている。

　三菱電機が取得した特許/出願中の特許は、IBMの保有するDVD関連特許の全てで、三菱電機では、「取得したIBMのDVD特許を活用することで、現行DVDおよび次世代DVD分野における事業と特許力を一層強化していく」という。一方IBMでは、「常に事業の選択と集中を行なっているが、現在のDVD関連ビジネスは、IBMのコアビジネスでは無いと判断した」としている。

　今回取得したDVD特許の中には、DVD6C(DVD6Cライセンシングエージェンシー)のライセンシング・プログラムでDVD規格の必須特許と見なされた特許も含まれている。また、今回の特許譲渡により、IBMはDVD6Cから脱退する。

□三菱電機のホームページ
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2005/0803.htm
□IBMのホームページ(英文)
http://www.ibm.com/us/
□DVD6Cのホームページ(英文)
http://www.dvd6cla.com/
□関連記事
【2002年6月20日】DVDの主要開発会社6社で構成するDVD6Cに、IBMが新規加入
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020620/dvd6c.htm

(2005年8月3日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.