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株式会社ケンウッドは、THX Select 2に準拠したAVアンプ「KRF-X9090D-S」を10月下旬に発売する。価格は99,750円。 THX Select 2認定を取得した7.1ch対応AVアンプ。家庭での視聴環境を考慮して自然なサラウンド再生を実現するという「シネマ・リ・イコライザー」や、耳の形状による指向性の違いを補正する「ティンバー・マッチング」などの技術を搭載。 また、リアスピーカーに2chのサラウンドバックを加えた7.1ch再生「THX サラウンド EX」や、THXテクノロジー「アドバンスド・スピーカー・アレイ」に基づいた「THX Select 2 Cinema」、「THX Music Mode」、「THX Game Mode」にも対応している。 最大出力は150W×7ch(6Ω時)。150W×2ch(6Ω時)のステレオモードも備えている。また、Analog Devices製の32bit DSPを搭載。DTS-ESやドルビーデジタル EX、ドルビープロロジック IIx、AACなどのサラウンドフォーマットに対応するほか、2ch再生用のドルビーバーチャルスピーカー、ヘッドフォン用のドルビーヘッドフォン機能も備えている。 また、自動音場補正機能「AUTO ROOM EQ」も備えており、付属のマイクを利用して再生環境の音響特性を測定、スピーカーのセットアップが自動で行なえる。なお、測定結果は独自の音質技術「Active EQ」と連動しており、スピーカーサイズなどの情報を反映させたFlat/Music/Cinema/Gameなどのプリセットイコライザが利用できる。
コンポジット端子で入力された信号をS映像に変換するビデオコンバージョン機能を備えている。入力端子はPhono(MM)×1、アナログ音声×8、アナログ5.1ch×1、光デジタル×2、同軸デジタル×2、コンポジット×5、S映像×5、コンポーネント×3を装備。出力端子は、アナログ音声×2、光デジタル×1、7.1chプリアウト×1、コンポジット×2、S映像×2、コンポーネント×1を用意する。
FM/AMチューナを搭載。スピーカーターミナルはいずれもバナナプラグに対応。クロスオーバー周波数調整機能も利用できる。外形寸法は約440×396×166mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約12.1kg。液晶ディスプレイ付きの学習リモコンなどが付属する。
□ケンウッドのホームページ
(2005年8月8日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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