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ラトックシステム株式会社は、ワイヤレスオーディオアダプタ「REX-Link」シリーズの新モデルとして、iPod対応の車載用キット「REX-Link1P-AUX」を8月下旬に発売する。なお、直販サイト「ラトックダイレクト」では先行販売として既に予約を受け付けているが、出荷は8月下旬になる予定。価格は32,000円。 2004年12月に発売したiPod対応ワイヤレスオーディオ「REX-Link1P」(29,400円)のバリエーションモデル。送信ユニットと受信ユニットはREX-Link1Pに付属するものと同じだが、新たにシガーライター用電源アダプタを同梱しており、受信機の電源をカーバッテリーから供給することができる。 ただし、REX-Link1Pに付属していた、送信ユニットとPCを接続してPCの音声を無線伝送するためのUSBケーブルと、送信ユニットを卓上に設置するスタンドは省かれている。 そのほかの使用はREX-Link1Pと同じ。送信ユニットの「CR-TXB02」にはアナログ音声入力とUSB端子を各1系統装備。受信ユニット「CR-RXB01」には光デジタル/アナログ音声出力を各1系統搭載。ポータブルオーディオプレーヤーと送信ユニットを接続し、再生音を受信ユニットに無線送信。受信ユニットの出力とカーステレオのアナログ入力(RCA)と接続し、車載スピーカーから再生できる。
2.4GHz帯を使った無線デジタル伝送で、通信距離は最大10m。電波干渉を回避する適応型周波数ホッピング方式を採用し、安定した通信ができるという。音声を圧縮するSBCコーデックのビットレートは384~512kbps。電波状況に応じて最適なビットレートを自動で選択する。 なお、受信ユニットとカーオーディオの接続はアナログ音声(RCA)を想定しているため、カーオーディオ側にアナログ入力が用意されている必要がある。また、送信ユニットとポータブルオーディオの接続にはアナログのステレオミニケーブルを利用するため、iPod以外のプレーヤーでも利用可能。ただし、第3/4世代iPod用クランプやiPod mini用のクランプが付属しており、iPodと送信ユニットを固定して利用できる。
送信ユニットの電源は内蔵のリチウムポリマバッテリを使用。連続約11時間のバッテリ駆動が行なえる。送信ユニットの外形寸法は50×91.4×14mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約62.5g。受信ユニットは57×45.8×86.2mm(同)、53g。
□ラトックシステムのホームページ
(2005年8月12日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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